第49話 父とのメッセージ

ひらめきのことを書きすぎたので、話しが飛んでしまった。

（実話に基づく今までのあらすじ）

私は、４人兄弟の長女である。 　私の下に弟の昌幸、双子の妹の早奈、名奈がいる。 　（実話を書いているので名前は偽名） 　２０２２年２月両親がコロナで入院した。 　父は退院時要介護５になり、ベッドに寝たきり状態になってしまう。 　入院時にドクターの脳検査で脳の萎縮が顕著に見られた。 　両親とも認知症が進んでいると言われた。（妹は完全否定） 　在宅介護を弟を除く姉妹３人と私の娘の４人交代で始めた。 　父は、訪問リハビリのおかげで、杖をついて歩けるようになるほど体力が 　回復した。 　 　デイサービスも週２回利用し始めた頃、早奈は両親の認知症をいいことに 　通帳、カードなど全部取り上げてしまう。 　１０年前父の実家を売った２，６００万円を私がだまし盗った！ 　父の年金を使い込み年金を狙っている！ 　兄弟全員に疑いをかけられる。 　父に借りたお金は、２，６００万でなく６００万円のみである。 　私はその疑惑を晴らすため、ほぼ消えてしまった１０年前の記憶をたどる 　ことになる。 　そして「ひらめきさん」により、不思議な巡り合わせで父とのメッセージ 　が見つかった。

「ひらめきさん」（ひらめきを呼び捨てするには忍びないので、さん付けにしてみた）によって、１０年も前の父とやり取りのメッセージが見つかった。

下記に画面キャプチャーを掲載してみる。

本当は、メッセージのやり取りは沢山あるのだが、全部載せたらすごいことになるので、金額記載の部分のみ抜粋する。

順を追ってみる。

＊　２０１３年３月迄に、５万円は返金済み

①　２０１３年３月１１日１７０万円　残金４２５万円

②２０１３年７月１日　１００万円　残金３２５万円

③２０１３年１２月３日　３０万円　残金２９５万円

④　２０１４年１月７日　６０万円　残金２３５万円

⑤２０１４年７月１４日　５０万円　残金１８５万円

⑥　２０１４年１２月１１日　２０万円　残金１６５万円

⑦　２０１５年１月２７日　４５万円　残金１２０万円

⑧　２０１５年８月２０日　１２０万円　残金０円

間違いなく、父にお金を借りて返したやり取りのメッセージが見つかった。

①　このメッセージのコピー

②　私の通帳明細（１０年前の父への入金が掲載されたWEB明細）

③　早奈が持っているはずの父の通帳明細を照合

この３点をグループＬＩＮＥに即掲載した。名奈はiphoneの使い方がわからないのか、

「小さくて見えませんが！」

と指摘してきた。

画像をピンチアウトすれば見られることすら知らないようだった。

ちなみに・・・。

ピンチアウトとは、iPhoneなどのマルチタッチスクリーン操作で、画面上の画像を広げるように２本の指を離して、画面を拡大する操作のこと。

↓　振込に使っていた父の三菱東京ＵＦＪ銀行の通帳の写真

　ここへ振込する父との約束で写メを撮ったため残っている。

この３つを照合すれば父に６００万借金をした証拠になるはず。

疑惑をかけられた２，６００万のうち何故６００万だけお金を借りただけで済んだのか？

そのヒントは、複数の「ひらめきさん」と私の貯金方法にあった。

（過去の記事・下記を参照してみてね）

ひらめき　①

ひらめき　②

ひらめき　③

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