人として大切なこととは?

子、孫、そして次の世代に伝えておきたい忘れてはいけない記録

第108話 目 次 人として大切なこととは?

「108」

人間の内側にある108の煩悩を意味する。

人間の心身を悩まし迷わせる煩悩。

名奈があちこちに、

貪(とん)・瞋(じん)・癡(ち)・慢(まん)・疑(ぎ)・悪見(あっけん)や、

六毒、三毒とお札を書いていたので、逆にそれにちなんでみた。

 

 

108話完結のブログとしたい。

 

毎年、12月31日、その煩悩を除くことを願って108回、大晦日の夜は各地のお寺で除夜の鐘を突く。

108個の煩悩のうち特に人を苦しめるのが、

仏教では三毒の煩悩」といわれている。

 

どうしようもない暗い迷いの心。

私たちの身や心を毒するものを三毒(さんどく)と言う。

人々が日常生活で直面する多くの問題や困難、対人関係のトラブルの根底にあるとされている。

 

(とん)は過度な欲望や執着を

(しん)は怒りや憎しみを

(ち)は無知や誤解を引き起こす。

 

これらの「煩悩」は、個人だけでなく社会全体にも悪影響を及ぼすことさえある。

名奈のおかげで、全く知りもしなかった仏教の世界に触れる事が出来て、しかも、この謎の文字を「なんだこれ?」と色々と調べる事でかなり知識が増えた。

結果、自分自身への戒めと悟りとなり、勉強になった。

しかも、言葉自体は自分を戒めるためにあり、悪い言葉ではない。

 

「煩悩を捨てる」とは、人間を苦しめる原因になるものに振り回されず、

「正しい判断ができる人になる」ことを意味する言葉。

怠惰な生活を送る自分を戒める。

まさに、「人として大切なこと」ではないだろうか。

 

そういう意味では名奈に感謝しなければならないのかな。(笑)

 

えだむらかつみさんの【愛の絵言葉】より

 

 

人として大切なこととは?【人物関係図】

 

人として大切なこととは

 

第1話 虫の知らせ

第2話 最悪の積み重ね

第3話 大阪ガス事件

第4話 大阪ガスという押し売り

第5話 早奈サイバー攻撃事件

第6話 両親の認知度

第7話 エンドレスじいさん

第8話 噴水事件

第9話 コロナ入院

第10話 コロナ入院-その②

第11話 母

第12話 母コロナ退院に向けて

第13話 ドクターK

第14話 父と私

第15話 娘の入学祝い

第16話 父は退院出来るのか。

第17話 父の退院珍道中

第18話 人の痛みがわかる人間とは

第19話 介護の味方と見方

第20話 絶食事件 その①

第21話 絶食事件 その②

第22話 大腸検査当日の大悲劇

第23話 山より大きな獅子は出ないのか?

第24話 Alexa導入

第25話 父の回復力

第26話 要介護5の父お風呂に入る

第27話 Vaundy-mabataki

第28話 残価型クレジットプラン車

第29話 いじめられ体質

第30話 両親のデイサービス探し

第31話 ボディソープ事件

第32話 早奈について

第33話 しょーもないバトル

第34話 早奈介護やめる!

第35話 父の教え

第36話 父の財産を盗む犯人

第37話 えー!?家族全員コロナ

第38話 父の年金

第39話 びしょびしょ事件

第40話 双子のやり方

第41話 名奈からのLINE

第42話 名奈の主張

第43話 警察沙汰の戦友事件

第44話 逃げられない事実

第45話 銀行の差押え

第46話 ひらめき ①

第47話 ひらめき ②

第48話 ひらめき ③

第49話 父とのメッセージ

第50話 身の潔白を表す資料

第51話 最初で最後の話し合い

第52話 ルビーちゃん

第53話 大人の嫌がらせ

第54話 吾唯足知

第55話 【AIサポート】生成AIシステム

第56話 土曜日早朝の嫌がらせ

第57話 トイレットペーパー事件

第58話 見つけた物は?

第59話 名奈という人となり

第60話 早奈という人となり

第61話 母の断捨離

第62話 平日の悪夢

第63話 2階がゴミ屋敷化

第64話 やってみたこと

第65話 やってみたこと 前半

第66話 やっでみたこと 後半

第67話 やってみたこと-市会議員に相談

第68話 やってみたこと-弁護士相談

第69話 やってみたこと-法務局・税務署

第70話 かばやきさん

第71話 3度目の警察沙汰 (前半)

第72話 3度目の警察沙汰 (後半)

第73話 祝日の悪夢

第74話 変な手紙

第75話 父の薬と湿疹

第76話 謎の主治医意見書

第77話 ケアマネージャーと地域包括

第78話 もともとコロナは?

第79話 嫌がらせのピーク

第80話 弟のこと

第81話  カウンセリング

第82話 ピンクのバインダー ①

第83話 ピンクのバインダー ②

第84話 手紙「神様は全部知っている」

第85話 手紙 「こころの鏡」

第86話 突然の襲撃

第87話 神戸市立東須磨小学校事件

第88話 不思議な力

第89話 認知症

第90話 コロナ禍の逃避行

第91話 4度目の警察沙汰

第92話 見つけた父の家計簿

第93話 イケメンPTさん

第94話 調停への道

第95話 調停資料

第96話 え!!!父が脳梗塞!?

第97話 決戦のボイスメモ ①

第98話 決戦のボイスメモ ②

第99話 決戦のボイスメモ ③

第100話 決戦のボイスメモ ④

第101話 決戦のボイスメモ ⑤

第102話 決戦のボイスメモ ⑥

第103話 人は信じず話さないこと

第104話 5度目の警察沙汰

第105話 最後の闘い

第106話 私が介護から抜けたこと

第107話 人として大切なこととは?

第108話 目 次 人として大切なこととは?

 

あなたへ・・・。

あなたにとって大切な人は誰ですか?

「人として大切なこととは?」何だと思いますか?

えだむらかつみさんの【愛の絵言葉】より

 

(追伸)

マイナスな話題ばかりのブログが完結したので、別アカでブログ書こうかな?っと思い立ち準備中です。

本来、私は家族のマイナスな事をネタに書くような人間では決してありません。

そもそも面白くも、おかしくもないし、全然笑えないし・・・。

また、皆さんに★を付けに行き、楽しいブログで新たに参加するので、私を見つけて下さいね。

その時は是非お付き合いをよろしくお願いします。

今まで本当にありがとうございました。

 

感 謝

第107話 人として大切なこととは?

妹たちは、本当は何がしたかったのだろうか?

恐らく彼女たちの願う姉の姿は、

 

・10年前に父に2,600万のお金を借りたまま返さなかった。

・親のお金を盗んで、そのあぶく銭で裕福に暮らしている。

・実家の物を次々にメルカリで売りさばきお金に困っている貧困家庭。

・実家のトイレットペーパーや生活用品を自分の家に持ち帰るセコい。

・警察に息子を売り、常に警察を呼ぶ。お金の亡者で、お金に困っている。

・スリッパに画鋲を刺し、掃除機に爪楊枝を刺して、妹を陥れる。

・両親を洗脳し、認知症だと平気で公言する。

・両親の年金を狙っており、そのお金で贅沢に暮らそうとしている。

・実家に来て、親のお金でデザートまで食べ、食費を浮かしている。

・あわよくば実家を売って自分の物にするため家を狙っている。

・実家から権利書を盗み、父の家計簿と借用書を盗む。

・子どもの頃は、歯磨き粉を付けた鮭を妹に食べさせようとした。

・虫を食べるように強要し、妹はそれがトラウマになっている。

・姉が妹をいじめたことを思い出し妹たちはフラッシュバックしている。

・マンション引っ越しの際には掃除もせず廊下に物を出したまま迷惑をかけた。

・お風呂も台所もトイレ掃除もせず汚いまま引っ越した。

・妹のシマシマの服を盗み、傘まで盗んでいた。

・その全てを妹が姉に立ち向かい成敗し、悪事が明るみに出る。

 

結果、姉は「因果応報」の報いで、あわれな末路を迎えてほしい。

姉が落ちぶれていくのを見て笑う妹達。

そういった姿を毎日神に願い姉を呪い、夢見ていたのだろう。

 

そう言えば、今ふと思い出した。

私の会社は合併したので今は市内勤務から工業地帯勤務に事務所が変わった。

そこには併設で工場もあり、橋梁の製作をしている。

名奈は、わざわざ私に向かって、

「是非、定年まで行って下さい。お工場までね!」

と言っていた。

工場に「お」をつけることで、からかい見下したかったのだろう。

どこで働こうが、どんな仕事をしようがその人の本質とは関係ない。

その人を決める基準は職場の場所ではない。

その人の本質や価値を決めるものではない。

ポロリと口から出る名奈の言葉は、自身が普段は仮面をかぶって口に出さないが、心の奥底では彼女は常にそういう、人を判断する基準があるのだと思った。

どこの大学を出てどこで勤めどこの会社で働きどこの場所で働くのか。

そう言うブランドという肩書きだけで人を見ている。

その人がどういう人で、どういう考えを持ち、信用できる人なのか否か、どういう「人となり」なのか。

そこはどうでもいいのだろう。

 

今となって思う。

日々、何も起こらない平凡な毎日は果たしてつまらないのか?

いや、何も起こらない平穏な毎日こそが、毎日を健康に過ごせ、小さな笑いで心が温かくなるそんな毎日が、本当はとても有り難くいちばん幸せなことだと思う。

 

コロナという大きな社会現象によって、人は色々な影響を受けた。

そして、その影響は「ストレス」を産んだ。

 

両親のコロナ入院がきっかけで色々な難問が浮き彫りになった。

・入院により両親の認知症が発覚し進行した 。

・父が寝たきり要介護5になってしまった。

・自分の時間、家族と過ごす時間が拘束された。

 

育った環境は同じでも、両親と過ごした日々より自分の家族との生活が長くなってしまった兄弟関係。

本来なら、兄弟(姉妹)間の絆、そして相互協力の腕の見せどころなはずだった。

えだむらかつみさんの【愛の絵言葉】より

 

人は色々なストレスの中に存在する。

ストレスを作っているのは誰か?

ストレスをどこに持って行くのか?

 

全く同じ、

「出来事=ストレスの原因」

があっても、そのストレスに対して感じ方は人によって差がある。

 

「ストレスを感じためこみやすい人」

・・・いつまでもくよくよ悩む。→何もかもが嫌になる→存在すらも否定→そのことしか考えられなくなる。→どんどん泥沼に入り込む。

 

「ストレスを感じにくくためこまない人」

・・・元々くよくよ考えない。→気持ちの切り替えスイッチを上手く使える。→サッとそのことを忘れる。→気分転換できる。→そもそもが原因自体がストレスではない。

 

この違いは何だろうか?

実は「自分自身がストレスを作っている」ことにあるんじゃないだろうか?

嫌だ嫌だと思い込んで、自分自身の気持ちをどんどん窮地に持っていき、自分の中にある嫌な気持ちをいっぱいに埋め尽くす。

 

もともと、ストレスは小さな存在なのに、それを巨大に膨らませているのは自分自身なのだと思う。

 

名奈も早奈も同じく、介護は完全にストレスだった。

 

たとえストレスがあろうと、自分という軸まで変えて前が見えなくなってしまってはいけない。

 

「人として大切なこと」は、まさにその点にある。

常に自分が人として正しいのか、間違えているのか、その判断の軸は、決して揺らいではいけない。

ストレス発散先を「他の人に転換すること」は、おかしい!

やがて、「おかしいことをおかしいと言えなくなる世界」を作り出す。

もしも、自分のその間違いに気がついた時には、途中でもいいから素直に認め謝罪するチャンスは何度か訪れる。

 

そのチャンス時に、切り替えスイッチを押せるのか、押せないのかはその人の

「人となり」であり「生きていく勇気」

なのだと思う。

 

自分の間違いを認め謝罪することを恐れて、そんなみっともない事は出来ないとプライドがじゃまし、そのまま進めば、必ず自分の嘘を嘘で塗り固める事になる。

やがて、その嘘がおおごとになり、その

 

「自分の作り出した妄想に毎日怯えて暮らす」

 

ことになるだろう。

 

名奈が早口で機関銃の様にドナリチラシ、姉に一言も喋らせないようにしたこと。

最終的に、

「私は平気で謝れる人間ですから。」

と息子と娘、見も知らぬ息子の彼女さんの前で、頭を道路に擦り付け、土下座を何度もしたこと。

その翌日、私にその土下座を説明するために、何度も何度も「土下座」の言葉を口にする度に、

「説明するための動作の土下座」

をしたこと。

それは、私の目の前で繰り広げられる

「如何にも滑稽で奇妙な姿」

だった。

浮腫んだ目で、

「もう誰かに取りつかれてる。
だけどな、あんたの生き霊に取り憑かれてるねん。」
と言った。

 

早奈がただ、私達が実家に来て、両親と一緒にご飯を食べたことを妬んで、ドナリチラシてきたこと。

病院で聞いてきたと最後まで言い切って譲らず、体力の弱った父を

「お父さんを1週間絶食させる」

と言い切って、最後まで謝らなかった挙げ句、「介護やめます!」と言い出したこと。

画鋲を刺したり、爪楊枝を刺したり細工して、人を陥れようとしたこと。

早奈しか知らない話題や、快く手伝って貰った30年前の引っ越しの話しをねじ曲げて、名奈に吹き込んだこと。

最終的には、父の脳梗塞の退院後の話し合いをしようとしただけなのに、

「殺される-!助けて-!刺される-!」

キチガイの様に叫んで玄関に突進し、他人の車に籠城したこと。

 

全てが、自らが作り出した妄想に毎日怯えて暮らし自分を自分が追い込んでいたから起こったことだと思う。

 

本当なら、裁判を起こしてとことんまで妹2人を訴え、自分の潔白と賠償金を勝ち取る方法もあった。

もちろん、100%私には非がないので、今からでも勝訴する自信はある。

 

ただ、そこまでしないのは、私が彼女たちの姉であり、両親に育てられた子どもであり、妹たちへの、せめてもの「情け」の気持ちがあるからだ。

 

世の中には白黒をはっきりさせる必要がない場合もあると自分で納得している。

「法」で彼女達を裁けば気が済むが、それは妹たちへ「仕返し」することになる。

もう、白黒はっきりさせなくても、私が白であることは明白だから。

妹たちに必死になって「仕返し」するほど、私はそこまで腐っていない。

「人として出来ることは、『ここまで』が限界だ」

と悟ったからだ。

 

平和になった我が家で先日、「DV父親が孤独死、息子が遺品の懐中時計を受け取ったら取り憑かれてしまった」という内容の番組をたまたまTVで見ていたら、私も娘も同じことを考えていた。

先に私が口を開いた。

「なんかさぁ~。早奈ちゃんと名奈ちゃんの豹変ぶりと通じるところがあるよね。怒鳴る時の表情は、まさに人じゃないと感じた。」

と言うと、娘が、

「私も同じ事を考えてた。あるんじゃないかな。そういう亡くなった人の強い思いは、人に憑依するみたいな事。きっと家を売ったことをひいおばあちゃんが怒っていたのかもしれないね。」

と言った。

私は結局、実家から手を引いた。

どうしようもない運命の流れに呑まれた結果だった。

 

今まで書いた全107話の出来事は、全て私の身に起こった実話です。

たった2年ほどの出来事でしたが、私の人生の中で1番、強烈な出来事でした。

そして私は明日の108話でペンを置きます。

最初は、全てを書き残せるのか心配でしたが、1日、1話のペースでコツコツと書き続けられました。

わずかな間でしたが、読書登録して下さった方々、★を下さった方々、応援や心配のコメントを下さった、皆さま本当にありがとうございました。

 

学生さん、独身世代、子育て世代、私と同じような世代、少し先輩の世代、いろんな人がそれぞれ存在すると思います。

 

もしも、人とのトラブルで迷った時に思い出してください。

今、自分の考えや行動は正しいのか、間違っているのか。

もしも、100人の人に聞いて、ほぼ99人の人が間違えていると答えが出るような、明らかに間違っている自分に気づいたのなら、相手に心から謝る勇気を持ち続けて下さい。

そうすれば、あなたの心はスッキリして気持ちの良い明日を迎えられると思います。

 

ありがとうございました。

えだむらかつみさんの【愛の絵言葉】より

第106話 私が介護から抜けたこと

えだむらかつみさんの【愛の絵言葉】より

 

恐らく今後、妹、弟に会うことはまずないだろう。

両親とも会う機会はないと思う。

たとえ、両親の命が尽きた、その時でも。

妹たちは、いつまでも姉を恨み続けて日々を暮らすのだろうか。

私は、こんな出来事にフタを閉めようと思う。

 

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もし何も

忘れられない世界で

出会い会ってしまったら

憎み合うのはやめるだろうか

もし何も

覚えられない世界で

すれ違ってしまったら

振り向き合うようになるだろうか

なんて

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Vaundyのmabatakiの歌詞と重なる。

 

「もし何も忘れられない世界」

でお互いが出会ってしまったのなら、

人を憎むことの苦しさに耐えかねて、

相手を憎しむことをやめるのだろうか。

 

「もし何も覚えられない世界」

でお互いがすれ違ったなら、

相手が誰だとも気がつかないから、

憎んだ相手に気づき、

振り向き合えるようになるだろうか。

 

「どこにも見えない敵」を
姉にあてがって
攻撃するの?
ちょっと待って。
私は敵ではない。
間違えないで。
あなたたちの味方だよ。
よく考えてみたら単純にわかること。

しかし、「介護」という、
先が見えない問題にぶつかり、
苦しむ毎日の中で、
彼女たちは怪物になっていった。

そして、私の希望はどんどん薄れてしまう。
悔しさ、妬み、恨みの感情にどんどん心が蝕まれていく。
そんな思いを、姉を敵に回して傷つけることで、
自分の憂さを晴らしていく。

 

姉に対して抱いた感情は、
どんどん歪んだ証拠として、
足並みが揃い始め、
歪んだまま確信へとなる。

疑いは、罵倒となり、
徐々に蝕み、
嫉みを込めて、
鋭い刃で悪意を込めた言葉で
相手をどんどん傷つけ始めた。

ただ、悲しみは増え続け、
攻撃は増すばかり、
ただ、私は泣き止むことすらできない。

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纏う悲しみが今
また人を傷つけてしまう
もう私が先に銃を捨てよう

----------------

 

妹本人達にもしも下記の事を指摘したら笑って済ませると思う。

実際に、以前本人に姉として注意した時にふざけた態度で早奈は笑っていたから。

 

以前書いた事もかぶるが、

1.早奈は母の美容院代を浮かすため、髪の毛を普通のハサミでズタズタに切っていた。

 

2.早奈は、自分の作った食事を父が残した時、私と娘の見ている前で嫌がる母の口にスプーンで押し込んでいた。

 

3.早奈は父が要介護5の時、リハビリと言って医師でもないのに無理矢理動かない足を動かして、父に首を思い切り引っかかれた。

 

4.昼も夜も父を毎時1時間ごとにトイレに連れて行くというアイデアを無理矢理実行し、結果、早奈自身が仕事中に立って寝ていた。

 

5.私には平日無理矢理担当日に入れて、平日いないことを攻撃したが、早奈は母を1人にして大怪我をさせた。

 

6.父の爪を切る時に誤って指をザックリ切っていた。

 

7.名奈はS医院の先生から処方された糖尿病の薬を捨ててしまった。

 

8.妹たちは15時50までに冷蔵庫を開けて食事し、16時に食べてないと食事を捨てるというカリキュラムを作っていた。

 

9.オムツを節約するため?水着を着せて又にタオルを挟んで過ごさせていた。

 

10.昼間は実家にいない。両親と話す事もなく食事を運ぶ、掃除をする、お風呂に入れることだけが、家族としての介護の役割だと思っている。

 

11.早奈は、父の血便を防ぐために、1週間から10日間絶食させると医者が言ったと言い切り、最後の最後まで自分が合ってると言った挙げ句、「介護やめます!」

と言い出した。

介護のやり方は人ぞれぞれだと思う。

世の中に人の数があるだけ、色々なケースがあり、症状があり、状況がある。

それぞれの考えや思いがあり、どうやって高齢になった両親に寄り添うのかは、その家庭それぞれだと思う。

妹たちの考えと私の考えが一致していた点は「在宅介護」という選択肢だった。

だが、在宅介護をどのようにやるかについては、私が心に思う

「今まで育ててもらった両親への感謝の気持ち」

そこから来る両親へのいとおしさ。

両親の気持ちをなるべくくみ取って寄り添いたいという私の気持ちとは、妹たちの気持ちや感情は、全く異種のものだった。

 

口では、お父さんお母さんを大事にしていると言っているのは間違いないかもしれない。

だが、今までブログに書いてきた現実が全てを物語っていた。

 

そう言えば・・・。

祖父、祖母のお葬式の時にも、

「そんなにおじいちゃん、おばあちゃんとあなた達は想い出がありましたっけ?」

と問いたくなるほど、端から見て恥ずかしくなるほど大げさにいつまでも妹たち2人だけ、オイオイ、オイオイと声を上げて泣いていた。

逆に、私は祖父と祖母との想い出が多すぎて、心の中が空っぽになってしまい、亡くなった現実さえ受け止められず、オイオイと大袈裟に大声を出して泣く妹達を横目に、逆にしらけてしまい、泣く事すら、半ば口を開けて息することすら忘れていた。

実際に皆さんで食事をという場面になると楽しそうにおしゃべりしていた妹達。

あの涙は一体何だったんだろう?と思いぼーっと見ていた事を思い出した。

 

実際に私は母方の祖父の亡くなる瞬間に立ち会っている。

自分が生まれてからこのかた一番最初に「人の死」に接した瞬間だった。

病院で最期の瞬間、先生が「心停止」してから何度かAEDが心臓に電気ショックを与えていたのをどうしたらいいのかわからずにただ見ていた。

 

今から思うと、妹たちのお葬式の仕草が如何にもわざとらしく思える。

 


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父だけデイケアのあった金曜日、母だけ実家に置いたまま担当の早奈は家にいなかった。

両親がデイケアならわかるが母を1人置いたままにした。

母は身体が元気なので、父が家にいれば外には出ないが、母だけだと自分の判断で出掛けてしまう。

母は、1人で散歩に出かけた途中、溝に落ちて大怪我をした。

本来なら買物好きの母なら、好きな物をお買い物しに出かけただろう。

だが、1円もお金はもらっていない。自分のお金なのに・・・。

土曜日に私達が行くと母の顔と手はアザだらけでびっくりした。

 

自分が休みで実家に母しかいない時には、ショッピングやランチや近場でもいいから、どこかに一緒にお出かけに行ってあげればいいのに。

母を1人にしていたことは責めなかったが、おそらく指が折れているので、医者に連れて行ってほしいことは手紙を書いた。

その時、早奈に振らずに自分が母を土日なので救急で整形外科に連れて行くべきだった。

早奈が母を1人にしていた訳だから、連れていくのは当然だと思った。

一切無視だった。

今でも母の指は曲がったまま固まってしまっている。

恐らく、母の左手の人差し指が今でも曲がったままなのを妹たちは気づいていない。

 

母が自分で何でも出来る状態なら、美容院も自分で行けただろう。

指が折れて痛かったのなら、即病院も自分で行っていただろう。

だが、父も母もお金を全て早奈に取り上げられてしまっているし、そもそも自分の判断では何一つ出来ない。

 

父の爪を切る時も不注意で指先の肉を切ってしまっている。

こういった、不注意も一度や二度ではなかった。

私ならこんな不注意は絶対にしない。

どうやったら指を切れるのか呆れてしまった。

特に妹には指摘していないが。

 

 

以前、グループLINEの中で、早奈の旦那さんが、言っていた。

みんな介護の素人が一生懸命にやっていることなので、その中で起きた不慮の事故や怪我の事をお互い責めないようにしようと。

確かにそうだと思う。

わざとじゃない、介護の中でふと起きたケガなどを兄弟から責められたら、介護なんて出来ない。

私も実際に、両親を置いて日曜日の夕方からのフライトで、夏休みに沖縄に行ったのも事実なので何も言えない。

 

妹たちは、嫌がらせを続け姉を罵り、つるし上げ、挙げ句その憎しみは全くその憎しみとは関係のない子どもや孫や家族にまで及んだ。

私が望んだことではないが事の流れで結果として私は介護から完全に抜けることになった。

妹たちは、姉が介護から抜けたことで、もう必死に罵る標的がいなくなって、せいせいしたことだろう。

結局は、和解に向けて仲直りの道はないかと努力したものの何一つ解決しなかった。

私が両親の命が続く限り側にずっと寄り添っていたかったことも、兄弟の誤解を解きたかったことも。

 

運命の流れでこうなってしまったとしか言い様がない。

一連の出来事のどの部分を見ても、結果がこうなるように出来ていたのかと思うほど、うまく事柄が繋がっていく。誰かが綿密に計画していた「計画書」に則って結果まで進んだような気がする。

 

これが、毛嫌いしていた姉を責め、妹たちが望んでいた「最終的な結果」なのだろう。

両親と過ごすという機会だけでなく両親に会えることすら機会を失ってしまった。

 

ただ、それでも約束を破り勇敢にも実家に行き、また機関銃のようなドナリチラシ攻撃を受ける気はない。

 

姉を攻撃するためなら、嘘を本当のように語り、違法だろうと、詐欺だろうと、世間から見えない実家という狭い空間の中でどんな手でも使ってくるだろうから。

私の大事な家族さえも危機にさらされるのなら、私の守るものは子どもたち、孫たちというまた両親とは違う家族だ。

 

親は妹たちに任せるしかない。

両親は4人の子どもを授かり、4人の子どもを愛情を持って育てた。

両親が4人も兄弟を作ったことが、ここで発揮された。

私が!私が!と姉の私が介護に参加したところで、たとえ参加しなかったところで、4人のうちたった1人が抜けただけだ。

そもそも、今まで実質独身のなんとでも動けるはずの弟は一切介護に参加していなかった。

妹たちが「思慮深い人で洞察力に富んだ頼もしい兄だ」と心から尊敬する弟がいる。

今後は、思慮深く、洞察力に富んだところを発揮してもらおうじゃないか。

姉が介護から抜けざる得なくなるように仕向けていったのは、名奈、早奈という妹たち自身なのだから。

 

両親も困ることもないだろう。

2人の女性(双子の妹)に、頼りになる男性(弟)もいる訳だから。

 

もう両親の事で考える事も悩むこともよそうと思う。

 

娘がこう言った。

「おじいちゃんの望みは自分の家に帰りたい、余生を自宅で過ごしたい。それだけだよ。お母さんがいなくてもいいんだから。」

確かにそうなのかもしれない。

 

父に対する私が寄り添って介護してあげたい、父が愛おしいと思う気持ちは本当だったが、裏を返せばただの自分のエゴだったのかもしれない。

父がそれを心から望んでいたかどうかもわからない。

 

・実家にある私を含む家族の想いでの物を玄関の外に放り出された。

・父の介護について、妹たちと話し合う手段を絶たれた。

・実家の鍵さえももらっていないので、両親と出かけられない。

・実家に関する妹たちは年金から捻出している費用も私は貰えていない。

・娘や孫にも被害が及んできた。

・名奈は、コロナ、インフルエンザ、の脅威にあった時でさえ介護しないことを許さず、家に乗り込んで来た。

・早奈は、話し合いをしようと声かけただけで、「殺される!」と叫び、他人の車に籠城した。

 

もうこの時点で私の為す術はなくなってしまった。

 

このブログの中に、今まであった事実を事実として書いて、気持ちをふっきり、自分の残りの人生を楽しみ全うするために歩んでいこうと思う。

 

娘がつい先日ポツリと言った。

あの日、(5回目の警察沙汰の日)実家の状況を知っている警察官が、

「あなたたちは、今後ここに絶対にここに来ない方がいい。ここは本当に危険な場所だから。」

と言っていたと。

第105話 最後の闘い

騒動があった翌日、娘の助言もあり「特定記録」の書類を早奈の旦那さん、名奈の旦那さん宛に送った。

内容は、

①「決定事項の告知」と書いた、娘、息子、警察官2名、ケアマネージャー、母が同席して口頭で取り決めした約束に関して書面にしたもの。

 

② 調停当日のために用意した、莫大な書類の中から、父の家計簿を集計した書類の鑑の部分のコピー(この書類を見れば、父が10年間で2,600万円を全て使ってしまったことがわかる。本当は調停でその集計の裏付けとなる書類を全て用意していた。)

 

③ 父の家計簿の記録から見える、私が父から600万しか借りていなかった形跡

 

この3点のみを送った。

 

何故、旦那さん宛だったのかは妹たちは、私に言わせれば、話が通じる相手ではなく、(言い方が非情に悪いが)完全に感覚が狂ってしまっているからだ。

長い闘いだったが、結局、自分が描いていた未来とはかけ離れた悲しい結果になってしまった。

 

闘いと書いたものの、結局私は、名奈と早奈に怒鳴り散らされ、嫌がらせをされ、やられっぱなしだった。

 

実家は、私の妹である早奈と名奈の望み通りの世界になったと思う。

父の財産を狙う心の底から憎む姉は2,600万円を騙し取っていなかったことは明らかになっただろう。

ここまで示してもまだ、姉が犯人だと言うのならもうそれでいい。

ただ、これからは両親の年金も姉には狙われないし、実家の物を盗んだり、メルカリで売ったりもされないし、心の底から憎き姉だけでなく、毛嫌いしていた娘も孫も実家圏内に一歩も立ち寄ることはない。

 

二人が必死で嫌がらせや、ドナリチラシをする標的が完全にいなくなった。

これで気が済んだね。

これで良かったね。

 

このブログに真実を書いた事もどうなるのか(仕返しの)不安もある。

両親に対しては、無責任かもしれないがこれが運命としか言いようがない。

兄弟を沢山作っていたおかげで、お父さん、お母さんには、弟、早奈、名奈がいるので、そちらに任せるしか、私の力ではもうこれ以上の力は及ばない。

逆に「よくここまで頑張った自分!」と褒めたいくらいだ。

 

封書に宛先は書いたので、書面にはあえて宛先は書かなかった。

特定記録で告知した文章の内容そのまま。(名前は仮名)

 

令和5年9月7日

決定事項の告知

 

 令和5年9月6日(水)父親の脳梗塞退院時に際して、(清水早奈)の通報により警察官10数名動員の騒動が起きました。

 

(○○市○○○1-11-1父の名前)宅において、過去数回の警察通報もあり、

9月6日当日、(清水早奈)は、運転席に乗車していた近隣に住む老婦人の車に突然乗り込み、籠城する大変な騒動となりました。

 

このような事態を避けるため最善の措置として、(母の名前)、(娘の名前)、(息子の名前)、警察官2名、ケアマネジャー○○○○様同席のもと今後同様のトラブルを回避するため、母、(母の名前)の強い要望をふまえ決定いたしました。

 

内容を下記に記します。

 

1. (私の名前)及びその家族(2親等、以下その家族)は、両親の自宅圏内に立ち入らない。同様、(清水早奈)、(井山名奈)の自宅圏内へも一切立ち入らない。

 

2. (清水早奈)、(井山名奈)は 1. 同様、危険回避のため(私の名前)本人、及びその家族への接触を一切禁ずる。及び、(私の名前)の自宅圏内への立ち入りも禁ずる。

 

3. (私の名前)は、両親に関わる年金による貯蓄、家、土地、物、全ての財産について放棄します。

 及び、2ヶ月に一度の両親の主治医問診費用、新聞代他、(私の名前)が立て替えた約15万円に関しては、請求致しません。

 

4. 1.の理由により、両親の介護についても今後一切、(私の名前)はかかわらないことを確約しました。

 

私の名前 

 

私はその場にいなかった。

 

早奈が自ら警察を呼び、近所に響き渡るほどキチガイみたいに金切り声を上げて叫んだ日、あちこちから出てきた野次馬の人だかりができた。

10人ほど来た警察官の中で、実家の事情をよく知っている警察官2人、ケアマネさん、立ち会いの元、娘、息子、そしてその中の重要なキーパーソンが母だった。

 

母がその場で「姉家族は実家に一切来ないでほしい。」と言った。

この言葉の意味は、母がその頃よく言葉にしていた、

「もう、ややこしいあなたたちは、ここに来ないでちょうだい。」

と繋がっている。

しかも、その頃は、私は実家の鍵をもらってないのに、母は家をなかなか空けてくれなくなっていた。

 

この言葉は、

「妹たちに洗脳されてしまった母が、私を毛嫌いして本気で吐き捨てた言葉なのか?」

「妹たちの攻撃から救うために母が、私を解き放つためにわざと言った言葉なのか?」

一体どちらだったのだろう。

はたまた、

神様がもうあなたは十分頑張った。もうこれ以上やることはないと、母の言葉を借りて伝えてくれた言葉なのかもしれない。

 

何もかもが、偶然の重なりのようで、実は綿密に計画されたストーリーの組み合わせのように展開したのが不思議に思う。

 

前日の名奈とのやり取り、落胆した気持ち、調停の日、父の退院の日、息子が突然来てくれたこと、早奈が実家にいたこと、籠城騒ぎ、警察官、母の言葉、介護から手を引く、どれかが欠けてたらこうはならなかった。

 

私が警官との話し合いの場にいたら、介護をやめると言わなかっただろうし、息子が来てなければ、そもそもそこまで話は進まなかった、早奈が籠城しなければそこまでにはならなかった、名奈が話し合いさえしてくれれば違った方向に向いたはず、妹たちが調停に来てくれたなら和解できた、全部がなるようにしてなった誰かに導かれた結果だとしか考えられない。

 

複雑なパズルは一片、一片が重なりやがて一枚の絵が完成するかのように…。

 

いずれにしろ、常に私の心の中を占領していたやり場のない心の固まりは消えた。

 

ただ、両親に会いたいし、父の容態や母が元気にしているのか、認知度は進まないで保たれているのか気になる。

1人になると無性に泣きたくなる時もある。

だが、一切を弟、妹たちに任せて、これからの自分の人生を歩もうと決めた。

たとえ、両親の最後に会えなくても、その知らせが来なくても、諦めよう。

沢山の想い出を今まで両親と一緒に作って来た。

自分の事を全て後回しにしても父の気持ちを常に優先してきた。

 

父は丁度68歳で仕事を辞めた。

それ以前から父とはメールも沢山やりとりしたし、父の定年から丁度20年間で両親とは色々な場所に行った。

息子のカヌーの試合は、地区予選、各競技大会では、大阪府滋賀県京都府、インターハイでは、石川県、大分県山梨県と3年間ずっと父と主人と約一週間の間、一緒に応援に行った。

ディズニーランド、ディズニーシー、ユニバーサルスタジオも何度も一緒に行った。

30年勤続で、会社から30万円もらった。

このお金にプラスして、家族全員+孫3人+両親を招待して2017年4月には、ハワイに1週間遊びに行った。

 

 

他にも弟による父への嫌がらせ時期からコロナ禍までは父とあらゆる場所に毎週遊びに行っていた。

 

早奈も名奈もそういう意味では、両親と一緒に旅行には行っていない。

弟の昌幸は一度も両親をどこかに連れて行ってあげることはしていない。

今となっては、両親と一緒に旅行は到底無理だろう。

そう考えると心に残る想い出は沢山ある。

 

もはや両親と会うのは恐い。

壺の蓋を閉めてしまって中を絶対見ないように封印してしまったから。

 

早奈のサイバー攻撃を受けて、たった半年会わなかっただけで両親の体力、認知機能の低下や、ルビーちゃんのガリガリ痩せた姿を重ねてしまうからかもしれない。

 

名奈が自分の子どもに常に言っていると自慢していた言葉を思い出した。

 

「自分を常に優先しなさい。自分の事をきちんとやりなさい。自分の事が出来ていないのに、人の手助けなんてできないから。おじいちゃん、おばあちゃんの事は自分の事が出来てから。」

 

私に言わせれば、祖父、祖母と会わなくていい、手助けさえ必要ない都合のいい理由だと思った。

まさに、私は自分の事は一切ほったらかしにして、常に両親の気持ちになって、手を差し伸べるのか、差し伸べないのかを常に考えて、工夫し、自分のできる限り背伸びして、両親に精一杯の気持ちを込めて寄り添ってきた。

それは、我が身よりも子を優先する子育てする親の気持ちにとてもよく似ていた。

事の前後がわからなくなってしまった両親にずっと寄り添って生きていこうとしていたから。

 

名奈の言葉を借りれば、これからは、「自分の事」をするべきなのだろう。

 

1つだけふと思った事がある。

両親に家もなく、財産もなく、年金もなかったら良かったな。

そうすれば、金銭的な負担は私達子どもにかかってきたかもしれないが、こんなに悲惨な妹2人からのドナリチラシに逢うこともなかった。

なまじ、家があり、年金も充分に暮らせるほどもらっていたので、妹たちから年金狙いだと言われ続けた。

もしも、それらがなかったとしても私は手を上げたと思う。

両親の介護を私に譲ってくれたなら、その対価として何も望まないから、純粋に本当にずっと一緒にいたかった。

お父さん、お母さんが、大好きだから。

 

 

↑ 全て書いた妹たち宛に手紙は、よほど腹がたったのか強くねじり握りつぶされて、

 押し入れの 布団の下の奥の方に隠されていた。

 この手紙も見つけたので、写メを撮ってまた元に戻した。

 この紙を私が見つけ、名奈の書いた返事を私が見た事を本人は知らない。

 

父の事が一番心配だった。

 

本当は、この騒動があった翌日、ケアマネさんから突然携帯に電話が入った。

「妹さんからの伝言です!お父さんがまた救急車で今から運ばれます。伝言を頼まれただけなので事情はわかりません。」

という連絡だった。

 

最後の最後まで自らの連絡でなく、ケアマネさんを使って伝言してきた。

だがもう、父のことに関して私にはこれ以上協力できなかった。

しかも、ケアマネさんから言われたその情報だけでは何も動けなかったし、どこの病院に行ったのか状況を聞きに実家に行く気にはなれなかった。

電話も兄弟全員が着信拒否しているので、為す術はなくなってしまっていた。

その上、自らそうしないと書いて送ったのだから。

 

その後どうなったのかも連絡がなかった。

 

とある日、介護レンタルのダスキンから私の携帯に電話があった。

「トイレに手すりをつける件なのですが。」

という内容だった。

おそらくキーパーソンが姉のままだったからだろう。

少し内容を少し聞いてみたら、父のためにトイレに手すりを付けるようだった。

 

三女の方に電話して下さいと伝えた。

父が実家で過ごせていると思いそっと胸を撫で下ろした。

 

後日談だが、年が明けて2024年になってから、娘が風邪でS医院に行った際に先生から聞かされた内容を、ポツリと話してくれた。

それは、私が風邪気味なのでS医院に行くと言った時だった。

 

え・・・。

内容を聞いて愕然とした。

しかも、今更話すか。(笑)

 

父が脳梗塞で退院する前日に、母、弟、名奈、早奈で夜、面会時間外に病院に押しかけて行ったらしい。

何故、父の入院している病院がわかったのか。

早奈が自分の娘を使って探りを入れて来たからだっだ。

娘と息子が退院の用件を名奈の自宅まで話しに行った翌日、早奈の長女から私の携帯にお昼間突然電話があった。

「○○ちゃん(私の名前)お久しぶり。あの~おじいちゃんが入院したって聞いたんだけど、それってどこの病院なの?」

と聞いてきた。

私は、早奈の長女に対して何のわだかまりもなかった。

しかも、一人暮らしで地方におり、絶対に私に電話してくるような子でもなかった。

可愛い姪っ子に対して包み隠さず、

「○○ちゃん元気にしてるの?おじいちゃん大変だったんだよ。循環器病院に運ばれたよ。14時から面会が出来るけど人数に制限があるよ。詳細は病院に電話して聞いてみたらわかるよ。」

と伝えた。

実際に病院名はきちんと妹たちに伝えたかった事だし、その内容が、早奈、名奈に伝わるのは承知の上だった。

 

それで、入院している場所がわかり、循環器病院の担当医に会いに行った。

しかも、2人までの面会なのに、弟、母、妹2人の4人で行っている。

各自の仕事が終わってからなので、面会時間は既に終わっている時間なので夜に。

無理矢理病院入って、「父を退院させろ!」と担当医に詰め寄り、病院内で大騒ぎしたらしい。

 

担当のお医者さんは、完全に怒ってしまい、その騒動の内容の一部始終を「診療情報提供書」に書いた。

それが、主治医のS医院に渡してほしいと私が預かった手紙だった。

 

だから、退院の前日夜と当日にわざわざ担当医から確認の電話があったのだ。

「退院のお迎えは、妹さんでなくキーパーソンである長女さんが必ず来て下さい」

と何度も念を押された意味がわかった。

退院の際、一通りの説明はもらったが、担当の先生の態度が以前と違って、何気に素っ気なく感じた原因がそこにあったのだ。

 

その書類は、5度目の警察沙汰の騒ぎで、早奈に直接渡せなかったので、ケアマネジャーさん経由で早奈の手に渡った。

その手紙を持って翌日、名奈がS医院に行ったらしい。

 

4回目の警察沙汰の際に、私の家に襲撃に来る前、名奈はS医院に怒鳴り込みに行っており、そのことは、先生も看護師さんも覚えている。

その上、名奈はS先生が処方した糖尿病の薬を毎回捨てて飲ませなかった。(そのことは先生に相談していた。)

 

循環器の担当医が書いた、書面には、S先生によると、名奈たちが病院に押しかけて来た迷惑な内容を一部始終書類に書き加え、もし父の病気が再発しても当院は一切を責任負えませんという内容が書かれていたようだ。

その内容を踏まえて、主治医であるはずのS医院も循環器病院の専門医がNGを出し、そんなリスキーな患者さんを診ることも、薬を捨てるような信頼を裏切る家族さんとは付き合えない。

今後当院ではお父さんもあなたも一切見ませんとキッパリ断られたようだ。

 

そもそも、自分がドナリチラシに行ったお医者さんに平然とよく行けたものだと思う。

主治医にしていたお医者さんから「出入り禁止」を宣告されるほど恥ずかしい人間もそうそう世の中にいないだろう。

 

名奈は最初からS医院を毛嫌いしていたし、当初から父の主治医を変えると躍起になっていた。

デイケアの病院に主治医変更を断られた時に、全く父のことを知らない、ただ父の脳の検査しただけの大学病院の専門医であるドクターと地域連携で主治医をお願いするとか、全く意味のわからないことを平然と言ってのけたので、自分でなんとかすればいいのでは?と思った。

 

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第104話 5度目の警察沙汰

この日は特に忙しい日だった。

調停に行き、父の退院を迎えに行き、実家に連れて帰る予定だった。

調停は結局、相手方である妹たちは来なかった。そのことは想定していたので特に驚かなかった。

調停員は初老のおじちゃんとおばちゃんだったが、そもそも調書すら目を通さずに調停に出てきた。

なので、言われるままに最初から最後までのいきさつを説明したのだが、おじちゃんは理解力がないのか、何度も問いただしたり確認したり、質問してきた。明らかに調書を読んでないと感じたのでそのまま、

「調停員さんは忙しいのでしょうね。でも、数枚の調書すら読んでないのですね。」

と嫌味を言うと、図星なのかモゴモゴしながら、

「いや内容を確かめてるだけでね。」

と誤魔化していたが、内容を理解してないのは明らかだった。

調停員は素人のアルバイトなので当たり外れがあるとは、調べて知っていた。

さいさきが悪いなと思った。

案の定、一通りの説明が終わったら、お待ち下さいと言って別室の相手方の方に行った。

「相手方は来られていませんでした。」

と言われた。

予想通りだった。

「相手方からは見せないでほしいと言うことで、書面が提出されています。」

と、見せられない書類を如何にも見せびらかすようにチラつかされた。

その文書には、おそらく小さい頃に姉にいじめられ受けた幼児虐待のフラッシュバックで精神的な後遺症が現在出ているなどと書いているのだろう。実際に名奈がそう言っていたし。

後遺症が出るほどいじめた事はないと思う。

妹が小さい頃なら私も小さい頃なので。

だいたい名奈をいじめたり、名奈とけんかした思い出はない。兄弟で早奈をハミゴにした記憶はある。覚えているのはその程度だ。

しかも、私ですら記憶が薄い小さい頃の話だ。

中学生の頃は妹たちに全く絡んでない、学校から帰って毎日塾だったし、土日は勉強で部屋に篭もっていた。高校生の頃はおばあちゃんの家から学校に通い、大学生の頃はバイト三昧だった。

おそらく、早奈の中でどんどん小さな記憶が妄想で大きく膨らんでしまっていただけだと思う。

それが、名奈は覚えていないはずの記憶が早奈から名奈にすり替えられ、名奈の記憶のようになっている。

女性の調停員が、初めて口を開いた。

「相手方が来なかったという事は、あなたの調書の内容を認めたと言う事でしょう。負けるのがわかってるから来なかった。反論があるのなら今日来たでしょうから。」

と言われた。

私自身は、やるだけのことをやったので、これでよかったと思った。

しかも、明らかに今は私が潔白であるといつでも堂々と証明が可能なのだから。

 

娘が車で迎えに来てくれていたので、その足で父の退院のため、病院に向かった。

何も伝えてないのに、めちゃくちゃタイミングよく、バイクで病院まで息子が来てくれた。

4度目の警察沙汰でもタイミング良く助けに来てくれた。

父を車椅子で迎えに行き、主治医の先生から説明を受けた。

実家に戻ると、母と新しく交代したケアマネさんが待ってくれていた。

さて、難関は、実家の登り階段だった。

ケアマネさんとどうやって父を上に連れていくのか、椅子に座らせて階段を登るとか、色々考えた。

以前も全く同じ光景があった。デジャヴだ。

コロナ退院で父が実家に戻った時だ。

その時は、名奈の旦那さん、早奈の旦那さん、ケアマネさん、私の4人で椅子に座った父を持ち上げ落ちないように娘が父を支えてゆっくり登った。

今回は人数が不足している。

ところが、ずっとクラブで身体を鍛えていた息子が、

「じいちゃん、おんぶしてもいいですか?」

とケアマネさんに聞いた。

「落とさない?大丈夫なら。」

とはいえ、父は結構重たい。70キロくらいはある。

息子は、おじいちゃんをヒョイっとおんぶして軽々とベッドまで運んだ。

やっぱり息子やるなぁ。息子の存在はとても頼もしかった。

私はケアマネさんに病院の担当の先生からもらった主治医への手紙、注意点などを細かく説明した。

本来なら、妹に直接伝えれたらすんなりいくのに、ケアマネさんを一旦介さなくてはならないと思いながらも話していると…。

母が口を挟んできた。

早奈ちゃんにも内容を伝えてほしいと。

「えっ?早奈ちゃんいるの?どこに?」

なんと!

早奈は2階に息を潜めて隠れていた。

しかも、自分の靴と鞄まで持って上がり2階で聞き耳を立てていたのだ。

そんなことしなくても、父の引き継ぎの話は普通に聞けばいいのに。

姉が妹を取って食う訳でもないし、休戦して話を聞くことすら出来ないのかと、情けなくなった。

息子が、

「早奈ちゃん、2階にいるのならちゃんと今後の話をするべきやろ?降りてきてや!」

と言いつつ2階に上がって行こうとした。

その時だった!

早奈は、大きなオレンジ色のビニールカバンと自分の靴をかかえて、ドドドドォーっと階段を一気に転げ落ちるように降りてきた。

スマホ片手に裸足で私とケアマネさんの間をかき分け、玄関を走り抜けた途端、大声で叫んだ!

「ギャー!ギャー!警察ですか!ギャー!刺されます!あー!助けてー!殺されます!殺されるんです!助けて下さい!あー!殺される!ギャー!刺される!助けてー!ギャー!助けてー!殺されるー!」

「殺される」を何度も繰り返していた。

新しく来たケアマネさんは、驚いて目を白黒させていた。

気の短い息子が、

「おい!何言ってるねん!逃げるな!話すだけやろ!」

と怒鳴った。

すると、早奈は実家から2軒先にある家まで逃げ、老婦人が丁度買い物から帰ってきた車の後部座席に勝手に飛び乗った。

「車を出して!」

と命令した。

おばあさんは、びっくりして怖くて震えていたが、

追いかけてきた娘が、

「この人危険ですから、とにかく早く車から出てください!」

と指示すると、おばあさんはすぐ車から出て慌てて家の中に入った。

息子と娘の後を追った私が見たのは、

勝手に他人の車の後部座席に籠城している早奈の姿だった。

思わず、

「えっ・・・。アホやん。完全に、キチガイやん。」

と心の中で思った。

 

私を陥れるために今まで色々なことをしてきた。

心の中でそれは当然姉に逆恨みされて「仕返しされる」と勝手に思い込んでいる。

「姉に殺される。」

それほど恨まれいると勝手に思い込んでいる。

その自分の描いた妄想に押し潰されそうになり、自分が自分の妄想に確実に追い込まれている奇妙な姿だった。

そこからの出来事は全く知らない。

 

娘が、

「お母さんを見たらまた、早奈ちゃんが逆上するから、お母さんどっか行っといて!」

と言われたからだ。

車に乗って、実家の裏側に停めて待機していた。

しばらくすると、実家の事情をよく知っているいつもの警察官が車まで事情聴取に来た。

「大丈夫ですか?こちらで待っていて下さいね。また騒動ですね。あの妹さん何か精神的な病気ですか?ホントに困ったもんだ。」

と完全に呆れていた。

「さあ?何なんでしょう、私もいい加減にして欲しいんです。」

と答えた。

もう、何度も名前、年齢、住所、兄弟関係など聞かれているので、何も聞かれなかった。

 

ただ、両親の顔を見たのはこの日が最後となった。

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第103話 人は信じず話さないこと

 

私の妹、早奈と名奈は双子で、私の5歳年下だ。

妹が生まれた時の事も幼稚園の年長さんだったので覚えている。

名奈が先に退院して、早奈は恐らく今で言うICUに入っていたので1週間ほど遅れて退院してきた。

はっきり言って、5歳も年下の妹に対してライバル心もないし自分の中ではムキになって相手にするような存在ではない。

弟は3つ下で、いつも遊ぶ時は母に言われて連れ歩いていた。

自分の生きてきた人生59年の中で、勉強、学校生活、クラブ、友達、バイト、大学、社会人と成長をたどってきて、妹とのかかわりも自分の中での妹という存在のパーセンテージはそんなになかった。

とりあえず、妹が双子でいる的な存在だった。

私が二十歳で、妹が中学三年生。

私が結婚した24歳の時に妹が確か短大2年生だった。

 

社会人になってからは、時々名奈とは子どもが同じ先生にピアノを習っていたり、実家で会うと長話しをすることが多かった。

だが、「兄弟(人)を信じて話すこと」はよくないとだったとこの年になって気づいた。

 

今回の一連の出来事をきっかけに「人は信じず話さないこと」が一番いいと思った。

それが血の繋がった肉親であったならなおさら。

 

私は、元から早奈の事を嫌ってはいなかったものの、1人の人としては、全く信用していなかった。

人を必ず悪い風に言う、嘘をつく、妄想癖がある、間違っていても謝らない、自分の言葉に責任を持たない、自分が危うくなると必ず逃げる。

職場の同僚、先輩に対しても、結婚してからは、姑、小姑(夫の姉、妹、弟)に対しても、僅かしか聞いたことがないはずの実家という場所で早奈からは明るく楽しい話題は1つも出てこなかったので愚痴と悪口しか聞いたことがなかった。

仲の良い姪っ子同士の事でさえ私には「完全に悪口やん!」って思えるようなことを平気で口にしていた。(特に名奈の長女の事など)

そんな話題は聞きたくもないし、色々な面から彼女とは一定の距離を保っていた。

 

だが、双子の妹の名奈の事は人として完全に信用しきっていたし、信頼していた。

明るい話題や失敗話、恋の話や、子どもの悩み、最近読んだ本の話しから、韓流ドラマの感想、推し、お勧めなど話題は尽きなかった。

ちなみに、名奈はパク・ボゴム推しで、私はBTSのテテ(俳優もやっているので)、顔面天才のチャ・ウヌ(ASTRO)、パク・ソジュン、ヒョンビン、コン・ユ、チェ・ウシク、リュ・ドックァン、イ・ジョンソク、ソ・イングク、ユ・アイン、パク・ボゴムなど、それぞれの作品の中で沢山推しの人がいる。

自分の心の中の思いや、家族の事や悩み、日々のあった出来事など全てを信用して包み隠さず話していた。

今回その名奈に言った内容をそのまま攻撃材料にされた。

名奈はうちの家の内情を知りすぎていた。回覧板の話しは実際に不在が多いので回覧板が回るだけの自治会をやめたこと、娘がアルファードを買ったこと、パグを飼ったことなど全部が全部名奈に話していた。

 

嫌がらせは早奈のでっち上げが加わって本当の事の様に私の娘にまで及んだ。

 

「おばあちゃんにお金をせびっていた。」

「おばあちゃんの財布からお金を盗んでいた」

「計画妊娠!○○君(娘の旦那)大学までやめて欺されてかわいそぅ~。」

 

「高校生の時に友達の通帳を盗み持っていた」

「高校生の時にリストカットしていた」

 

アルファードを買った時に、咄嗟におじいちゃんに買って貰ったと言った。

・パグを飼った(買った)のに、黙っていた。

 

上記2点については本当だが、本来娘が結婚してからの話しで別に私に報告する義務もなく、2人で決めたことだ。

しかも、娘はきちんと嘘をついたことに関し、「お母さんに怒られると思ったから」と謝罪し、犬は飼えないマンションだったのでクーリングオフで戻し、結果的に車は手放した。

私は、この事を妹の名奈に話したようだ。(話したのかさえ覚えていない)

 

全く本人さえ知らない様な事や覚えていないことを攻撃材料にしてけなされた。

めちゃくちゃ腹が立った。

 

この心ない言葉を、心から謝罪して欲しい。

言われた言葉はずっと心に残り、絶対に消えない。

今となっては、名奈を信用していた自分が一番馬鹿だったと思う。

敵に回したら一番恐ろしい人物が名奈だった。

 

名奈の子ども2人と私の娘と息子は同じピアノ教室に通っていた。

何度か発表会もコンクールも一緒に出席していた。

娘と息子は、名奈の子どもよりも早くピアノをやめた。

ピアノの月謝を7万円先生に先渡しして、その後ピアノに行かずお金を返して貰っていないことは、名奈が一番良く知っているはずだった。

その返金分をピアノの先生が名奈に託そうとしたからだ。

そのことについても、お金に困っていて、ピアノの月謝を払えなくて未納分をため込んで支払ったと言われた。

 

マンションの引っ越しについては、名奈は当日来ていなかったのに、如何にも自分が見たような発言をしていた。

私はお腹が大きかったので、当日、早奈と早奈の旦那さんが手伝ってくれた。

住んでいるマンションは同じマンション内の5階の弁護士さんの事務所用に3,000万で売却した。

売却に出した時、内覧にも沢山の人が来られたし、その頃は産休もとっていたので、家の中は綺麗に掃除していたので、お風呂がカビだらけでトイレが汚かったのはありえない。

しかも、お風呂はステンレスだったし、窓もついているので常に換気していた。カビだらけなのはありえない。

 

キッチンも自分で設計したシステムキッチンに変え、壁は可愛い淡いピンクのタイル張りにしていた。けっこうこだわっていたので内覧で見に来た人が褒めてくれていたし、実際に気に入って購入してくれた人がいたのだから、名奈の言葉は嘘になる。

 

早奈の傘を盗んだ、服を盗んだという話もまず、早奈の体格と私の体格は合わない。

早奈がその場にいたわけだから、もしも自分の傘なら返してと言えばいいし、私は傘に全く興味が無い、ビニール傘派だし、早奈の傘を盗む理由が知りたい。

引っ越しの際、まず服は全部事前に運んでいたので早奈が来た時に服が残っているわけがない。

名奈が言っていることは全て早奈が話しをねじ曲げて名奈に伝えた話だと思う。

それをいかにも自分が見たように言う。

 

2,600万円事件の話も私は名奈に以前話したことを全く覚えていなかったが、当初、父に借りた内容を詳しく私は名奈に話していたらしい。

そのことは名奈から聞いて知った。

私自身は、父に600万借りて返したという話題を別に隠す必要がないので、銀行から差し押さえが来て危うく賃貸に住む事になるところだった話しを面白おかしく話題にしたのだと思う。知らんけど。(笑)

 

小さい時にいじめられてそれがフラッシュバックになっている話しも同じだ。

正直、いじめたと言われてもその内容がしょぼい。

① 記憶が怪しい幼稚園の時のこと。

② 歯磨き粉の鮭を食べさせられそうになった。

③ 姉に土下座をさせられた。

④ 虫を食べさせられそうになった。

 

この記憶だけで、フラッシュバックになるらしい。

恐らく全部名奈はこのことを全く覚えていないと思う。早奈に言われてそうだったかな?みたいな気持ちになっただけだと思う。

私でさえ全く覚えていない話なのだから。

 

例えば、

死んでしまう手前まで強く殴り続けたり、

人格が変わるまで妹に暴言を吐いたり、

教科書を真っ黒に塗ったり、

名札にマッキーで落書きしたり、

縄跳びの縄で身体を何度も殴ったり、

机の角で子宮を目掛けて思いっきりぶつけたり、

針のように鋭いくしで血が出るまで頭を何度も殴ったり、

「○○菌」と馬鹿にし、殴ったり蹴ったり、

鉛筆を腕に何度も刺したり、

頭を壁の角に何度も打ち付けたり、

ドライバーやかなづちで殴られ、怪我をさせたり、

(ネットで兄弟の幼児虐待で調べてみた)

もしもそんな恐ろしいことをしていたのなら、私が悪かったですと謝罪しなければならない。

やった(やったかどうかもわからない)本人も、やられた名奈も覚えていないようなことを何故そこまで言うのだろう。

早奈の被害妄想が膨れ上がった結果だと思う。

 

そいつが全て通帳、家計簿、借用書を持っている

きっと、ぬくぬくと過ごしていると思います。

借りたお金を返さないないなんて信じられないです。

どうせそういう人は、ギャンブルにお金を使って消えている

かもしれないですね。同じことを繰り返しひらきなおる。

と言われた。

さらに、父にお金を貸して下さいと頭を下げに行った。

お金に困窮していたと言われた。

もしも、お金に困窮していたのなら、自力でマンションの何千万もの残債を完済できなかっただろう。

正確には父に600万円を借りられなければ今賃貸に住んでいただろうけど。

それはそれで、別に命が取られるわけでもないのでそれなりの道に進んでいただろう。

 

主人は、私よりも8つ年上なので、名奈より13年上である。

どんなに相手に対して腹が立っていたとしても、年上の人に向かって、「そいつ」、「奴」、「お前」という言い方はないと思う。

私に対しても、「あんた」、「お前」と言っていたし。

 

逆に、2歳ほど年下の名奈や早奈の旦那さんに、「そいつ」「お前」なんて、口が裂けても私は言えない。

同じ環境に育ったはずだが、固有名詞の前に「お」を付けるほどお上品ぶってる人の、同じ口から飛び出た言葉だとは思えないし、とうとう名奈の馬脚を現したんだと思う。

この言葉使いは、人としても恥ずかしく「お里が知れる」状態だと思う。

 

今さら遅いが、「名奈という人」を信用したこと、彼女を信頼して何でも話したことを今更ながら、後悔している。

 

余談だが、そこまで嫌う「姉」だが、全てにおいて妹たちは間違いなく、「姉」を見て、「姉」を追って「見本」にして、面白いくらいに人生を同じスタイルでたどってきている。

小さい頃から姉を真似する事がよくあった。さらに短大卒業から、結婚する年齢(24歳)、出産する時期(29歳以降に子ども2人)とタイミングと年齢、家を買う時期(最終的に一軒家購入)、全てにおいて、私の年齢をそのままスライドさせたかのようにかぶっている。(偶然だとは思えない)

例えば結婚してからすぐ子どもを産む手段もあっただろう。30歳までお金を貯めたり2人の時間を楽しむスタイルも全く同じだった。

知らず知らずのうちに、

・姉の真似をする

・両親の愛情が薄いと感じる

・比べられることに慣れている

・幼いころの写真が少ない

・ちょっと複雑な感情を抱えている

・特定の人には甘えるのが上手

・上を見ているので要領がよい

・実家に寄り付かない

という「姉を見て育つ妹あるある」の特徴が見え隠れしている。

 

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第102話 決戦のボイスメモ ⑥

(文字起こし続き)最終

この話題の中でも、名奈の「嘘=でまかせな話し」が存在する。

私の就職の時期は、1月が誕生日なので短大を卒業した20歳になったばかりの年だ。

19歳の秋に今の主人と付き合い出したので、まだ家出もしていないし、私が自宅にいた頃の話。

頻繁に彼氏と会ってた訳でもなく、彼氏と言えるのかまだギリギリのお付き合いだった。

結婚は24歳の秋なので、就職してから4年半後である。しかも、結婚を決めたのは、父からマンションを買うきっかけで、父からマンションを買って結婚して住む?みたいな話題が出た時なので24歳の初夏ごろだ。

それまでは、結婚の「け」の字も出なかった。

夏は海、冬はスキー、国内旅行に海外旅行、2人で貯金も遊びもしながらも独身生活をお互いに楽しんでいた。

だから会社に入る時に父から、

「あんなやつなんかと結婚することなんて、もうどうしようもないから」

と言う台詞は逆立ちしても出て来るセリフではない。

しかも、就職の話題については、父の公団の先輩が息子の結婚相手を探していて、私はその方とお見合いをさせられそうになった。何度も家にブランドのバッグやフランス人形やプレゼントの数々を持って訪問しに来られたが、当の私は興味が無かった。おそらくその方にも彼女さんがいたと思うので、親同士で勝手にくっつけようとしてたのだと思う。その話題から就職先を紹介してもらったという経緯だ。

 

父からも、

「こういう会社があるから行ってみるか?」

という誘いだったので、絶対ではなく断ってもいい雰囲気だった。

実際に息子さんとのお見合いは、「彼氏いるから」と断っているので。

私がどうしても保育士と幼稚園の先生の免許を活かしたければ断るべきだったと思う。

何に関してもケセラセラ的だったので、父に言われたまま面接と試験を受けそのまま入社に至った。

結婚、出産2回の経験を経ても仕事を続け(その頃は結婚すれば寿退社が当たり前だった)今でも働いているので、この父に紹介されて(正確には父の先輩)入った会社は、今では人生の中で一番有り難いチャンスだったと思う。

 

ボイスメモを取ってなければ、そんなことは一切言ってません!とシラを切られるようなことや、言われた側も1時間の中で何を相手に言われたのかなんて全部把握しきれない。

後で文字に起こすと、時系列から言っておかしな、とんでもない嘘を本当の事の様に平気で名奈は話している。

会議などでよく使うボイスメモもこういった場面では、相手の言った言葉の検証にはとても有効だと言える。

 

結局、最後の最後でこれだけ話したのに手紙は突き返された。

ちなみに手紙の内容は、父が、脳梗塞を起こし、入院するまでの時系列の経緯をかいたもの、病院の担当医の意見、退院してもいいのかの同意、今後どういった介護が必要になるかを相談したいことを書いていた。

名奈と一生懸命に話題をそちらに向けて話したもののなんの成果もなかった。

結局は、過去の私の行いををねじ曲げられて罵られた何の成果もない過去の話しだけだった。

しかも話題は次々に過去の話がスライドするだけだった。

「私を憎むこと」と、「父の介護のこと」はどうしても別に考えられないようだった。

妹たちと話し合えなければ、これからの父のことをどうしたらいいのか全く前が見えなかった。

「木を見て森を見ず」

この言葉の如く、

目先の「木」ばかり見て、もっと大きな「森」がそびえていることに気づいていなかった。

 

 

 

参加者 2 1:02:32

こらこらって嫌がってるけど、ほんでお母さんのことめちゃくちゃ書いてるから、この人嫌がってるけど、法律もな、家族のな。ほんま嫌なやつやで。お父さんとお母さんのこと、お母さんのこと。 

もう認知症って書いてあるから。うん。ほんで、か。か。自分のことやで。将来あんたが苦しむわ。 

いいや、兄弟、法律で訴えてんねん。でね。あのね法律で訴えてね。だからなんでしょ。会社で何やってるんですか。そんなしょうもない文章ばかり言って。だから、そんな文章会社でやったら アウトでしょ。

 

参加者 21:03:14

誰か昼休みやってるんですか。昼休み。 え。会社のやつ。そんな使っていいんですか。いいですよ。は。意味わからんし。ほんで何に。素晴らしい会社。あんただけやん。コネで入社してんの。お父さんの。お父さん。

 

参加者 2 1:03:41

え。自分が偉いみたいに。私はめっちゃお父さんが頭下げてたの知ってるから。

 

参加者 1 1:03:44

私はアルバイトでもいいと思ってたけど、お父さんが行ってみって言ったから面接受けに行っただけ。お父さんに頼んだわけでもない。

 

参加者 2 1:03:50

わけではないって。頼んだ。頼んだおかげでしょ。頼んだおかげであるんじゃないんですか。

 

参加者 1 1:03:56

お父さん頼んだ覚えないよ。

 

参加者 2 1:03:59

わかるじゃん、そう思うの。

 

参加者 1 1:04:00

うん、思うのじゃなくて、頼んでないでって、お父さんに就職紹介してくださいとも言ってない。

 

参加者 2 1:04:05

だから、いいやん、お父さんがあの時言ってたって。あんなやつなんかと結婚することなんて、もうどうしようもないから、なんとかお姉ちゃんだけでもちゃんとした就職口探さなあかんつって、必死になって探してたわ。あん時。 

待って、帰ってきてないからね。 帰ってきてないからね。あなた、お父さんが必死になって頼み込んで、あちこち電話してらして、で、この会社やったら間違いないからって必死になって探してたわ。私は全部覚えてるから。

 

参加者 2 1:04:27

そうって。お父さんが苦労して一生懸命やってることも忘れて、私がわわわ私が頑張ってるみたいな な。おかしいから。それ。あんた、あんたが頑張ったんじゃなくて、お父さんの、お父さんの素晴らしさ、人格で そこまで。だから。だからなに勘違いしちゃって てるんですか。あなた全然素晴らしくないから。だからそれは。そうなんですか。なんですか。なんですか。なんですか。なんですか。おばあちゃん泣いとったわ。

 

参加者 2 1:04:48

ほんま あ。なんかやってるお父さんに、なんか学校行きたくないっつって1個ずつボタン止めさせてたやろ。あんな息子の情けない姿見たくないわね。おばあちゃん。絶対それは言うなっつったから言われへんけど。 

い、いや、

 

参加者 1 1:05:00

何を言ってるの?

 

参加者 2 1:05:01

だからあんたは。都合のようにすり替えてるけど、過去がめちゃくちゃやってて、

 

参加者 1 1:05:06

過去の話は過去。見てもいない作り話なんて何とでも言えるよね。

 

参加者 2 1:05:07

過去があってあってあんねん。今の顔があんねん。過去があって、あんたの人格だからやねん。だから、だから娘がそっくりやん。

 

参加者 1 1:05:14

うん。だからそれはそれでいいやん。別にいくらでも言ったらいいよ。

 

参加者 2 1:05:17

ええやん。だからな、もうな、夕食になってもな、ご飯食べてないでな。お腹すいたって。お母さんがもう食べてき。なんも食べてないやろって。え。朝は。昼は食べてない。 

どんな家やと思ったわ。びっくりしたわ。ほんで、土曜日になっても、え、え。ええええ。お姉ちゃんおるんじゃないの。いや、寝てる。 

かわいそうに。それが小学校のあの子の生活やで。はっきり言って覚えてるわ。冬馬くんもな、体育祭10月やな。ゼッケンつけんとかわいそうに。

 

参加者 3 1:05:44

あれも覚えてるわ。先生にかわいそうに お前はもう出んな言われて、中3のみんなみんな頑張って、冬馬君も一緒に、みんなと一緒に頑張ろうってやってんのに、お前なんで付いてへんねんって。ほんなら、あ、いや、あの、付けて、付けてお前は参加できひんでつって。帰れって言われて、かわいそうに。たまたま見てたから。

 

参加者 1 1:06:10

体育祭は私も参加してるのに、なんでそんなおかしな話になるわけ?

 

参加者 2 1:06:13

ゼッケンつけてなかったけど、私だからゼッケン買いますって言ったからな。で、冬馬くん。冬馬くん。冬馬君。だからそれがなんの。え。なんかあの子の方が常識あるわ。 

もうすいません。頭下げて。いや、もう、き、そんな、そんなそんな、何言ってんの。つってちゃんと先生に言ったら、もうそれはめちゃくちゃ、めちゃくちゃな家族や言われてるわな。あの登下校の時にはみんなみんなあそこの人有名やでって有名で、鼻血出してお母さんが子供訴えても、そんな有名な。

 

参加者 1 1:06:37

だから、それがなんなの。

 

参加者 2 1:06:38

なの。なんなのって、なんかそれがあなたの過去やって。だから、だから今更何言ってんのって話な。

 

参加者 1 1:06:43

だからその子が今助けてくれてるやん。

 

参加者 2 1:06:45

その子がって、何が。その子。いや、だから自分の切り替えたんじゃない。 

だからお金返して、ちょっと余裕出てきたからじゃないですか。お金。何してました。家庭。家庭のことまともにしてましたか。何もやってへんやんな。 

何が怖い。めちゃくちゃ当たり前やん。あんた、あんたのために。

 

参加者 2 1:07:02

あんたのため。おかしいおかしい。お前が操作して、だからお母さんもお前って。誰かさんが、お母さんが認知症進むのはこの人の、この人のせいや

 

参加者 1 1:07:12

ね。もう人の話はどうでもいいやんね。

 

参加者 3 1:07:13

聞かない。聞きたくない。え。聞きたくない。私だって頭下げたから。冬馬くん聞いてない。だから今聞かず。どうやって。頭下げてやったけど、お前の娘がやってるから。

 

参加者 1 1:07:24

だから、今来てるでしょ。

 

参加者 2 1:07:37

撮ったらららどうですか。何が。え。都合の悪いところは撮らないらないんですか。写メ撮ったらいいやん。今。過去のこと全部。 

何が。え。自分がマンションでやってきたこととか全部やったらいいやん。 

あら、ちょっと喋ってしまったわ。言っちゃいけないことになってたから。だから裁判で接触しないでくださいって言われて。言ってしまうから。私。でも全てのことはそうよ。

だから。だから嘘と本当を混ぜるなって。

 

参加者 1 1:07:57

それと何が関係あるの。

 

参加者 2 1:07:59

何が都合がいいねん。あんた何の都合がいいねん。私は頭下げてここに来ようとしました。和解しようとしました。無理です。

 

参加者 1 1:08:07

じゃあ、あの時私が名奈ちゃんの家に行けばよかったな。

 

参加者 2 1:08:10

はあ。はあ。は。あんたくんなってくんなよ。ほら、そうなるやん。あんたはくんなよ。もう。お前もう来んなよ。

 

参加者 1 1:08:32

さっきから聞いてると姉に対してお前って。

 

参加者 2 1:08:35

あんたや。あんたって誰。あんたも誰。

 

参加者 1 1:08:37

ね、あたしはちゃんと、名奈ちゃんって言ってるよ。

 

参加者 2 1:08:40

あ、意味わからんし。あんたって言った。自分言ってんの気づいてないな。あんたって言った。名奈ちゃんって言ってない。あなたも言ったけ。じゃ、あなたも言ったし。

 

参加者 1 1:08:46

あなたって指さすのやめてくれる?意味わからん。

 

参加者 2 1:08:49

な。え。だから何回も言ってるやろ。私は頭を下げて言いました。和解するために、お父さんが元気になってほしいから。それは。そんなこと全然。お父さんが元気に言われても。私は頭下げて。お父さんが元気になってくれるんやったら、 ま、冬馬くんもしんどいのに。尼崎から来て飛んできてくれてることだから、頭を下げました。だけど、面白半分にされたことが許せません。

 

参加者 1 1:09:12

うん。だから何か。

 

参加者 2 1:09:13

だから言ってるやん。無理。私の子供がおるから無理。あそこの家に。お前の旦那あそこはお前の家かと思った。もも、お前来いやって。どっから言ってんねんな。違う。誰の家やねん。ここ。

 

参加者 1 1:09:28

だから。なんでそれが悪いの。

 

参加者 2 1:09:30

え。なんで。だって普通言いますか。その家の電話でって。こいやってそんなこと言いますか。

 

参加者 1 1:09:34

こいやって言ったら何が悪いの。

 

参加者 2 1:09:36

てで。だからそれが。

 

参加者 2 1:09:37

おかしいって言ってんねん。人の家の電話出て、お前こいやって言いますか。

 

参加者 2 1:09:45

おかしいなとしての私の目おかしいってのは、お前の旦那の目の方がおかしいんちゃう。

 

参加者 1 1:09:49

なんで年下の名奈ちゃんが。13歳年上の人にお前って。

 

参加者 2 1:09:52

すごいおかしいってんの。 

その方がおかしいんちゃう。違うで。ちなみに言っとくけど、回覧版返してくださいね。お父さんが自治会やめなあかんかったから。

 

参加者 1 1:10:02

うん。それもちゃんと解決するけど。違うよ。

 

参加者 3 1:10:04

解決て。もう、いじらんとって。もうやめた。自治会やめたからやめた。

 

参加者 1 1:10:07

知ってるけど。回覧版も全然うちは関係ない。

 

参加者 2 1:10:14

なんで。は。

 

参加者 1 1:10:25

確か。回覧板やったら、サインして。みや○さんやったっけ。あそこの家に持って行ってる。

 

参加者 2 1:10:32

ほな、それでいいや。うん。

 

参加者 2 1:10:33

なんで1件ずつ。回って、回ってわかったんやから。

 

参加者 1 1:10:37

でも、あ、独身の男性のとこあるやん。みや○さん。あそこに渡した。絶対。私のうちじゃないで。

 

参加者 2 1:10:46

いやいやいやいやいや。戻ってきてないって言って騒いで、みんなみんなあれや。

 

参加者 2 1:10:59

どうせお前の家は自治会入ってないでしょ。あなたの。入ってない。入ってないでしょ。入ってないでしょ。どうせ回覧板をためまくってんのちゃう。あんたの家違うか。調べたらわかります。

 

参加者 1 1:11:08

だからなに?

 

参加者 2 1:11:09

どうせ回覧板は回せへんし、提出物出さへんような。家や。 

わかってるから。どうやってわかって、だからそれはそれでいいやん。だってさ、内容証明の書類を見てなかったなんてありえへんし、普通の家庭でそんな内容証明の家庭の大事なものを見てないなんて絶対あり得ませんから。だから嘘ついてるかどっちか。

 

参加者 2 1:11:28

だからね。だから、そう、内容証明だって。そんな、あんたのやってることはわかって、何もわからなかったですって。そんなこと通じても、内容証明っていうのは、見てくださいってことやから。

 

参加者 2 1:11:40

なかった、気が付かないない、そんなん絶対ありえへんから。そのためには。でも、その人、ちゃんと、その人のうちに届くから。

 

参加者 1 1:11:46

うちには、だって、ど冬馬も、娘もおるから。私がそんな、なんていうか、ずっとおるわけじゃなかったからさ、仕事も忙しかったし。

 

参加者 2 1:11:55

だから、やってたら通帳のお金がないってことじゃないんですか。それっておかしいじゃない。

 

参加者 1 1:11:59

だからそれは。

 

参加者 2 1:12:00

おかしいでしょ。それは。そんなこと誰も通じませんから。いや、もういいや。誰がそんなこと通じると思ってんの。普通に考えて弁護士に相談してみたら。それ通じますか。って。通じませんからね。

 

参加者 2 1:12:20

知りませんって。そんなん知りませんって。お父さんとのやり取りやし、お父さんの記録からはあなたの家のこと書いてました。

 

参加者 1 1:12:28

だからそれを見せてよ、ちゃんと。本当の事なのかどうか。なんで見せてくれないの。

 

参加者 2 1:12:30

意味わからんしな。

 

参加者 1 1:12:31

なんで名奈ちゃんが見れて私が見られないの。

 

参加者 2 1:12:34

や。破って捨てるやろ。あんた。ほんで権利者出しとったやろ。 

権利書っ盗ろうとした。権利書出てたよね。出てたよね。泥棒。いや、もう、お、お兄ちゃん持って行ってもらってるし。あって、権利書だから。誰かが。お前が権利書盗ろうとして。

 

参加者 1 1:12:46

ほんまに知らん。権利書って、家の権利書ってこと?

 

参加者 2 1:12:49

そう。2階荒らしてるなと思って、おかしいなと思って早奈と。え。これって誰が出したん。って。おかしい。権利書な。

 

参加者 1 1:12:55

どこにしまってるかも知らないよ。

 

参加者 2 1:12:59

借用書と一緒に出てきたな、借用書。いいんじゃないですか。なんの借用書かって。

 

参加者 1

2階?

 

参加者 2 1:13:04

いやいやいやいやいやいや、いやいや、なんで1階じゃないって知ってんの。1階にあるの。あと1階にあったの。

 

参加者 1 1:13:09

1階にあるか、2階にあるか。それともどこにあるかは全く知らない。

 

参加者 2 1:13:18

もう帰って。も。はいはい。もういいから。仕事は自分で。そう。

 

参加者 2 1:13:23

はい。ほんまに。

 

参加者 2 1:13:24

な。もうこんなお願いやから。

 

参加者 2 1:13:27

待って。早奈くるし。でも交代やから。早奈と。

 

参加者 2 1:13:34

って話なんてできへんって。もうこれ以上。

 

参加者 1 1:13:40

お母さんこれ、早奈ちゃんが来たら渡して。手紙。

 

参加者 2 1:13:46

だから、もう来なくていいから。

 

参加者 1 1:13:48

早奈の娘ちゃんから昨日電話があったわ。お母さんこれ必ず早奈ちゃんに渡してな。

大事なお父さんの退院の内容のことやからね。

 

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