人として大切なこととは?

子、孫、そして次の世代に伝えておきたい忘れてはいけない記録

第62話 平日の悪夢

平日無理矢理担当の日を入れられた事がよくあった。

 

名奈や早奈が昼間実家から帰り、食事を運んでくるスタイルでやっていたのは知っていた。

平日に担当日を入れられてしまった日私は、休めなくてやむなく前日から泊まり、夜中の3時に起きて朝食を作り、そのお皿を冷蔵庫に入れ、

「冷蔵庫のおかずを出してチンして食べて下さいね」

とメモを書いてそっと仕事に行った。

↓ その日のお昼ご飯(ワンプレートにしておいた実際の写真)

 

会社に行く途中に案の定、まずLINEが来た。

既読無視していたら案の定、携帯に名奈からドナリチラシの電話が入った。

そのひつこさは、想定内だった。

 

「電話ちょうだいって書いてるよね!朝、実家を見に行ったんだけど!(ヒッ!)

お姉ちゃんの担当日なのにいない!一体どういうこと?!(クエッ!)

お父さんは、一階でシャワーを浴びようとしているし、(フヘッ!)

お母さんは二階に上がって暑い中、和室に座り込んでるし!(ヒィッ-!)

担当の日でしょうが!(ハッ!)今すぐ実家に戻ってもらえますカッ!!!」

と怒鳴られた。

かなり興奮していた。

母は、相変わらず父に呼ばれるのが嫌で朝食を食べてすぐ、2階でいつもの断捨離を開始していたのだ。(第61話 母の断捨離 参照)

 

確かに、親に付き添わずに目を離して仕事に行った私が悪かったのかもしれない。

だが、名奈も早奈もその頃は同じ事をしているのを知っていた。

たまたま、娘が休みの日に実家の前を通ると自転車がなかったので、家に入ると誰も来てなかったことを何度も聞いていた。

母もこの頃は、名奈も早奈も食事を届けてくれて後は掃除してどこかに行ってしまい知らない、見ていない。と言っていた。

この母の発言の時点で、母と妹たちの会話がないのがわかる。

人それぞれやり方があるだろう。

でも、私が担当の日は必ず父の目から見える場所にいるし、洗濯や掃除で離れる時は両親に必ず、「どこどこに行ってくるね」と声をかける。

 

しかも、平日は仕事があるので休めないことを伝えたのにわざわざ平日に担当する日を入れてきた。

結局、名奈のドナリチラシに合い、会社に行ってすぐ休みをとってとんぼ返りして実家に向かった。

 

自分達の作ったルールを敷いて、そのルールで人をがんじがらめにする。

そのルールは、何故か柔軟で自分達には適用しない。

というへんてこりんなルールだった。

そんな事で、何度か平日に休まなければならない事態が生じた。

その事をグループLINEで名奈に伝えると、全く理解してもらえないのが、これまた不思議だった。

8月の予定もいつものごとく、先に自分達の休みをまず確定してしまい、その日程は変えられない。空いたところに私の予定を決めてくる。

しかも、8月2.5.18.30って平日や~!(笑)

私の予定は完全に無視されているところがもはや笑えるレベル。

 

① 家のローン返済して、ローンがなくなりました。そこまではわかるがローンを返済したら何故4,000万あった事になるのだろうか?(笑)

 

(逆に単純計算しても10年の期間があったら、年間200万の貯金を目標としたとすれば月16万の貯金が必要(ボーナス入れず)。

しかも、2人正社員で働いていて、息子も大学を卒業し、毎月家のローンがなくなったとしたら、10年で2,000万の貯金も無理な話ではない。)

 

② 何度言っても名奈は理解できないようだが、働くことはパートも正社員も同じ。

名奈の娘も、旦那さんも、私も、名奈も同じ。たとえ有給休暇があったとしても、ドタキャンで「今日休みます!」は社会人としてNG。

すでにこの年は、父の介護、病院付き添い、早奈のドタキャンのカバー、自分のコロナ入院で使ったので、有休もそう余っていなかった。

 

③ 早奈が仕事を入れている日に「早奈に休んでもらったりできますよね」と書いてはいるが、実際にそんなことを言えば、何十倍もドナリチラされて、疲れるだけだし、ましてや早奈が逆立ちしても、担当日を変わってくれる訳がない。

 

④ 8月の予定の私の担当初日が8月2日(火)平日だったのでわざわざ姉が来ているかをチェックしに朝、実家に偵察に来た執念深さは相当なものだと感じる。

 

洗濯物は唯一、母自身がやっていた家事の一つで、私の担当日は母と一緒に干したり、一緒に話しをしながら、畳んだりしていた。

現に、紙で「洗濯物を全て干す。4時迄に取り入れる。」と指示している。

しかも、昼間早奈がやっていると書いているが、自分がいないことはあえて書かずに伏せている。

その頃、両親に上記のようなメモを書いている時点で2人とも昼間は実家にいない。

現に、私の娘が実家に両親しかいないので、おばあちゃんちに遊びに行っていた。

にもかかわらず、平然と「昼間いますよ」と発言している。

早奈も名奈も「息を吐くように嘘が言える」人である。

実家にいないことを責めるつもりはないが、自分達はよくて、姉は絶対許さないというルールなら、なんだかモヤモヤする。

左下は早奈の字、右下は名奈の字、上の2枚は汚い字なのでどちらか不明。

左端下メモ2枚のうち右側は、姉を攻撃するためのネタを箇条書きにしているようだ。

メモは、多数出てきたのだが、何度も書くのがおっくうだったのか、棚の中に何パターンか書いてしまってあった。(笑)

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