人として大切なこととは?

子、孫、そして次の世代に伝えておきたい忘れてはいけない記録

第84話 手紙「神様は全部知っている」

ピンクのバインダー② に名奈が姉の手紙を証拠としてコピーしてあると書いている。

私は妹たち宛に確かに何通か手紙を書いて送った。

数えれば10通くらい送っているだろう。

その中の1通を選んでみた。

名奈が言うように、手紙が証拠になるのなら何の証拠になるのか全くわからない。

書いた手紙のどの内容も妹たちに対して、

「もう、こんなつまらないことはやめませんか?」

という声にならない事を文章にしたので、陥れるために書いたものではないから。

 

私を叩いてもホコリは一切出ない。

私は潔白であり、疑惑は全て

「早奈のでっち上げ」

だったからだ。

下記は、妹たち宛に実家に置き手紙をした原稿文のままです。

名前は、早奈、名奈に変えています。

 

令和4年10月4日

神様は全部知っている

 

早奈ちゃん、名奈ちゃんへ

 

小さい頃、教会に行ったり、カトリックの幼稚園に行ってたこともあるせいか、

2人とも

「神様が見てるから。」

「神様が知ってるから!」

「因果応報、災いがお姉ちゃんに返ってくるから」

とか、よく口にしますよね。

その神様ってどこにいるのかな?

と思ったことありますか?

ふと気がついたんだけど、もしかしたら神様は人間ひとり、ひとりの心の中にいるのかもしれません。

そう考えた時、自分の口から発する言葉、行動の数々が、本当に正しいことなのかよく振り返ってみて下さい。

自分を正当化したり、明らかに間違えが見えてるのに否定したり、真実に気がつかないほどの偏見で周りが見えなくなっていたり。

私に対して疑い、憎しみ、妬み、蔑み、の対象として、必死になってありとあらゆるものを排除したら、それで気が晴れましたか?

 

そこまでする必要はどこにありましたか?
もう攻撃する材料は皆無ですよね。

2600万円のえん罪でさえ、もう、何も残ってないですよ。

 

一度、心の中の神様に

「自分は本当に正しいのか?」

聴いてみてください。

心の中の神様が公平に見た時、いま誰が正しいのかは、明らかだと思います。

ゆがんでしまった目と、何も聴こうとしない耳からは、真実も見えなくなっています。

(とある文章より抜粋)


"心の寂しい人ほど

他の人が落ちることを望んだり

祈ったり、時には呪ったり・・・

あと暇なんですよね。

他の人に使う時間がある、

ということだから。


心の貧しさは、文字通りの貧しさにも、顔にも伝染していきます。"

 

以前名奈ちゃんが昼休みに仕事場から実家に戻っていた時、それは早奈ちゃんが実家にいる日で私が名奈ちゃん宛に手紙を書いておいた日。

たまたま仕事が休みだった娘の車と名奈ちゃんの自転車がすれ違ったそうです。
孫3人が、自転車を漕いでる名奈ちゃんの顔を見て、

 

「あっ・・・恐っ!」

 

と声を揃えて叫んだそうです。

 

娘もその顔を見て、かなり引いたそうです。
その顔はまるで「鬼の形相」
目は吊り上がり、顔は引きつり、歪んでいたそうです。

心もそれを現す顔も鬼の形相になっていることにいつ気づきますか?

 

誹謗中傷する人はどんな人?

誹謗中傷する人には、こんな特徴があると言われている

1.コンプレックスを抱えており嫉妬心が強い。

2.常に不満を抱えており憂さ晴らしを求めている。 

3.歪んだ正義感を正しいと思い込んでいる。

元々はお父さんの家計簿やひとこと日記から疑いが始まった事は否めません。
それが、名奈ちゃんの言う「正義」なのでしょう。

ですが、悪までも疑惑であり、私は誠心誠意を持って否定材料を提出したはずです。
完全なる冤罪である証明をしました。

 

それは無視ですか?
弁護士相談は一体どうなりましたか?
気の済むまで、明らかにしてもらってもいいです。
嘘偽りは全くなく不正なことはしていないので。

 

善悪のつかない小さなの頃ならまだしも、孫までいる60近い人間が、

自分の子どもや孫に対して恥ずかしくない生き様見せるべき人間が、

「人として」自分を守るために、平気で嘘をつくと思いますか?


では、未確定要素に対し、そこまで嫌がらせをする必要があったのでしょうか?

 

早奈ちゃんに関しては、母の財布から小銭しか入っていないのに「お金を盗った」
としか言えないような元から呆れた性格なので、話になりません。
紙きれを見てお母さんが、

「元からお金なんか入っていないのに」

と笑っていました。

母の小銭を盗む人が、週末にその何千倍もの自腹を出して両親と旅行に行きますか?
その百倍の自腹を出して毎週両親とランチに行きますか?

 

「木を見て森を見ず」まさにそんな人だと思います。

 

小さな小さな小銭にこだわって、何も全体が見えていないのでしょう。
逆に、人の財布を勝手に開けて、メモを細工し入れた事を恥じるべきでは?

私の名前

名奈が実家に沢山お札を置いていた「吾唯足知」という言葉は、決して悪い言葉ではない。

 

「われただたるをしる」と読む。

「自分は満ち足りているということだけを知っている」という意味である。

「満足することを知っている人は、貧しくとも幸せであり、満足することを知らない人

は、たとえお金持ちであったとしても不幸である」

とてもよい自分への戒めの言葉なので、逆にアイデアをいただいてハンドメイドサイトのCreemaで凸凹のハニワさんの2種類のはんこを作った。

自分の手紙の最後に押すようにした。

 

グループランキング参加中・・・もしよければポチっとお願いします。