人として大切なこととは?

子、孫、そして次の世代に伝えておきたい忘れてはいけない記録

第101話 決戦のボイスメモ ⑤

(文字起こし続き)

以前、早奈が介護やめます宣言をした時、私が土日祝日介護したとして、残りの平日を名奈、私、そして娘で分担するしかない状態になったとき、娘が、

「今やっているアルバイトをやめようか」

とまで言ってくれた。

別にやめようか?と言ってくれたから、早奈がいなくてもいいです!という意味でLINEに書いただけで、まだ辞めたわけではない。

そのことまで、「親の年金狙い」だと今さら言う名奈に落胆した。

娘の優しい気持ちをそこまで踏みにじるのかと。

自分のおじいちゃんの、食事の世話、下の世話までやり、毎日ベッド脇の狭い隙間に布団を敷いて寝ていた。

その行動は並大抵のことではできない。

 

昔から優しい子だった。共働きだったので、おじいちゃんおばあちゃん子だった。

そう言えば、小学3年生の時に隣の子が気分が悪くなって吐いた時に、すぐ雑巾を持ってきて床を拭いて、その子を保健室に連れて行ったらしい。先生がその行動に感心していたことを思い出した。

 

恐らく、おじいちゃんに対する気持ちの優しさも、名奈の子ども、早奈の子ども、誰1人として真似出来ないと思う。

父が「介護5」の一番大変だった時には、一言も言わなかったのに、お父さんが歩けるようになってから、今さら言うか。

呆れるしかなかった。

 

参加者 2 42:34

しないよ。しないって。なんでそんなこと。だから、そういうお金を請求してくる。

 

参加者 1 42:42

S医院に行ったお金とか新聞代、生活用品のお金は最初もらうってことになってたのに、もらってないよね。それもらってないけどそれすら欲しいとも言ってないよね。全部で10万くらい軽く立て替えてるけど。

 

参加者 2 42:55

年金ねらい。60歳になって、そこまで行って働いて、でね、もうすぐ辞めるでって私言ったやろ。みんなで言っとったやろ。お兄ちゃんもみんなで、そのうちな、介護しますって絶対言うからって。娘が介護しますって言った時に、お兄ちゃんもみんなあれ?と思ったから。3人の子供おんのに。なんで会社辞めんの。おかしいやろ。

 

参加者 2 43:13

おかしいやろ。いや、今言うたこと。

 

参加者 2 43:15

やってることおかしい。とれるもんは全部とんねやろ、あんたら。せやろ。どうせ不正受給してるやろ。

 

参加者 2 43:19

わ、わかったわかったわかったわかったわかった。話しててわかった。

 

参加者 1 43:23

もう、なんでそうなるの。関係ない話しばかり。

 

(中略)

 

参加者 2 44:09

だから、都合のいいところだけ。なくし。だから、それは神秘性ないねん。誰がそんな家族の中でやってますか。

 

参加者 1 44:15

神秘性って、何かかこう、神がかってるってこと?信憑性の間違いやんね。

 

参加者 2 44:18

意味わからんし な、な、な、な、何言ってんの。わけわからん。わかってるし。

 

参加者 2 44:27

とにかく私は謝って、こうやってちゃんと言いましたけど、笑われて笑われて、録画取られてから。こうやって土下座して。だからあれやろ。 

見下されてる人ってみんなそうなんよ。だから平気やから。私、ごめんって謝ること、あるから。平気やから。全然頭下げんのは何が意味わからんし。

 

参加者 1 45:19

もう、同じ話を何回もするのやめて。

 

参加者 2 45:23

日本語わかるよ。すいませんすいません。お姉ちゃんに合わせてください。 

録画とったから。これも5回も。なんでそんな頭下げてるとこ録画とったりも。はい。嫌がらせしましたか。はい、しました。すいませんでした。認めた。はい、録画。そうや。 

私、ゴミ箱を置いたことに対して私、2023年から絶対嫌がらせはしてないからね。弁護士と相談してるから。なのに。じゃ、あの。

 

参加者 1 45:56

2023年以前はしてたってこと?

 

参加者 2 45:59

えっと、と。え、してましたよ。してましたよ。あなたがやってるからね。あなたが嫌味やってるからね。あなたわからないようにやっててもみんなわかってるから。変な作文いっぱい。1回も読んだことないけど、 変な作文いっぱい。ほんでたら全部固めて置いてたやつ持って帰ったでしょ。ほんでお父さんとお母さんの家。なんで査定に出すんですか。 

査定出してない。ほんなら。え。おばあちゃんから頼まれた。泣いてたし、ここに不動産会社来た時泣いてたし。

 

参加者 2 46:24

お父さん怒鳴ってるし。しかしだ。その書類どこ行ったんですか。知らない。自分が頼んだでしょ。さて、なんで出すんですか。査定に。 

なんで出したんですか。

 

参加者 1 46:37

だからお母さんがな、それはもうちゃんと言うわ。お母さんがここの家いくらぐらいするのか調べてっていうようなことを言ったから。

 

参加者 2 46:45

言ってないよ。しないって。

 

参加者 1 46:57

じゃあ住宅展示場にお母さんがこれいいのもらえるよって行って、一緒に遊びに行った時に書いたのかなと思う。それじゃないかな。

 

参加者 2 47:04

インターネットで申し込んでるって全部調べてんだから。

 

(中略)

参加者 2 49:51

トイレもきたないまま、お風呂ももうカビだらけ。それを。誰がやったと思ってるの。あのお姉ちゃん、かわいそうやからって掃除してたの早奈やねんで。言っとくけど、お母さん、ほんで何も言わんの。誰が運んだん。ソファーとかも早奈の旦那さんやからな。全部残ってるやつは。あんた、あんたの引っ越し業者が全部やれへん分を全部トラックで運んだの早奈の旦那さんやからな。言っとくけど、 うちはなんもしてへんけど、全部やってくれた早奈やから覚えてるから。私、一緒に行って。ほんで、この残ってるかとか、全部、服とか、え、これ早奈や。つったら、

 

参加者 3 50:31

(私の名前)ちゃん。自分ね、やってきたことね、よく考えて。だから、すごかったのよ。

 

参加者 1 50:36

よく覚えてないけど、そんなになかったと思う。もしもすごかったとしても。私は、お腹大きかった。10日後に冬馬が生まれたし、早奈に引っ越しの手伝い頼んだのにここまで言われるなら頼むんじゃなかった。

 

参加者 2 50:39

な。そうや。だから、ちゃんと掃除、掃除してなかったんや。掃除じゃないって。残ってたって。いろんなものが。

 

参加者 1 50:46

残ってたのは、私、あまり覚えてないけど。本当に覚えてない。

 

参加者 2 50:48

って。だから、引っ越し業者にちゃんと普通に見積もってもらわなあかんの。運ばれへんもんいっぱい置いてんねん、大量に。それで引っ越すか。

 

参加者 2 50:57

普通やったらさ、見積もりやんな、何個置いていってんの。って感じや。ほんま、でっかいもんばっかりいっぱい。 

普通の引っ越しのやり方してないねん。ごみも、引っ越しのゴミも、ちゃんとな、紙張って、ちゃんとね、何々って書いて、ちゃんとやらなあかんの。ルール守ってないねん。ポンってね、頼んだからって、 じゃあ、じゃあ、そのね、担当者の管理の人はみんな誰。誰の。誰の。誰の。誰の。ってなるでしょ。あんたがやってても、他の人は管理、管理、管理、管理やってる人はどうするんですか。これ誰のごみですか。ってなるでしょ。探したら、やっぱりあそこやん。

 

参加者 2 51:27

やっぱりルール守ってない。あったらしいで。で、中○おばちゃんが出てって。多分あそこ引っ越すからつってみんな言ってるやん。もうあそこ、もうほんま もう草ぬきも出えへんし、もうめちゃくちゃな家庭でしたわってお母さん言われてたね。すいませんね言うて、こうやって配ってた。1件ずつ。どこの家行っても言われてたよ。 

行くたびに言われてる。もうね、つって。○塚さんのおばちゃんだけやん。色々言われてるけど、あれやわ。

 

参加者 2 51:54

人格のおかげやから、なんとかなるからって。○塚さんのおばあちゃんだけや。

 

参加者 1 51:58

お母さんは覚えてないことやね。そうやって洗脳されて、覚えてないことをな、いかにも覚えてるみたいに言うのおかしいでって。名奈ちゃんは引っ越しの時いなかったよね。確かに引っ越しは早奈ちゃんに手伝ってもらったけど、ここまで言われるとは思わなかったし。

 

参加者 2 52:11

ちゃんと掃除してなかった。掃除なんかしてへんわ。食べ残し。トイレは汚いし、してなかったわ。

 

参加者 1 52:28

さっき食べたご飯の内容さえ覚えてないのに。お母さん。

 

参加者 2 52:33

そうやで。だから言ってんで。お母さんのことあほにして。あの裁判のやつにも出してんで。お母さん認知症って。ならな、認定調査でな。お母さんのことじゃあ介護の認定どうですか。って聞いたら、認定調査的には無理です。しっかりしてますから。 

年相応ですから。あんた、同じ年齢になった時にお母さんだけの記憶力保てますか。ぼよぼよぼのおばあさんになってますよ。 

言ったからな。もうお母さんが87歳でこんだけしっかりしてるから、あんた87歳の時につけられてるんじゃないですか。自分の子どもとかに。わかってるん。

 

参加者 2 53:13

覚えがないとか言わないでや。こお母さんのこと認知症にしてること。 

なんやったら、家売って、

 

参加者 1 53:45

ほんならもう私はお父さんの介護はしなくていいんだね。もう引っ越ししようかと思ってる。

 

参加者 2 53:51

だから、だからやっぱり。会社辞めさせられんねんて。だったらなんで引っ越すなんていうの。

 

参加者 1 53:56

早奈ちゃん、名奈ちゃんと関わりたくないから。

 

参加者 2 54:18

何回も言いますけど、私はお姉ちゃんと和解させてくださいってこうやってお願いしましたから。

 

参加者 1 54:22

だから今でもいいやん。

 

参加者 3 54:23

なんで今でいいんですか。でも、なんで今でいいんですか。私、手ついて謝って。 

いや、あんたさせさせられてみ。それな、彼女の前で、初対面の人の前でこうやってやらされてみ。それでも私はお父さんが元気になってほしいからお願いします。教えてください。つって。

 

参加者 1 54:39

何回やんの。それ。

 

参加者 2 54:55

だから、その姿を見てどう思ったか。彼女。

お前が来たから。違う、お前が来たからよ。

 

参加者 2 55:23

たしかにあいつがおらんかったら私ここに来れたからな。はっきり言って、あいつがおらんかったらここに来れてん。冬馬くんと一緒に。

 

参加者 2 55:37

土下座させたよ。こうやって土下座させた。あたしのあの時の気持ちは。うん。無理やしもう無理。寝られへんかったから。

 

参加者 2 55:48

来るな。都合よすぎんねん。え。だってそうやからや。え。昔からそうや。都合よすぎんねん。 

散々妹いじめてきて、お兄ちゃんいじめてきて。

 

参加者 1 56:00

だから、まずいじめてないし。いじめた話とこの介護と何が関係あったのかな。

 

参加者 2 56:02

何言ってんの。てえ。あんた、あんたせいで幼児虐待がどこまで行くかわかってます。わかってます。フラッシュバックですわ。あんたのそのいじめで。

フラッシュバックで。

 

参加者 2 56:12

全部に回答書に書いてあるわ。全部思い出しました。あなたにやられたか。

 

参加者 2 56:24

その文章ですかこれ。なんなんですかこれ。その文章。

 

参加者 2 56:33

もういいや。いや、いいやん。え。どうせの裁判。裁判。まあまあまあまあまあ。まあまあまあまあ。まあまあ。もう見た。こう、これはもう文章が文章やし だ。あれが法律に、あの裁判所に出す書類ですか。って話やんな。なに作文書いちゃってんの。うん。馬鹿じゃないの。そうやん、裁判所に。

 

参加者 1 56:50

裁判じゃないで、調停だよ。

 

参加者 1 57:07

ちゃんと話そうよ。せっかく話せるし。もう遅刻やから。

 

参加者 2 57:10

あえ。いや、遅刻やからなんて知らんし。お前、お前帰れって言ったやん。私、帰ってくださいってな。

 

参加者 1 57:14

だから遅刻はもう午前休とるからいいって。

 

参加者 1 57:23

お母さんさ、ほんまにな。お父さん帰ってきてほしくないんじゃないの。だって、お母さんさ、お父さんが入院しても、なんか平気やん。 

ほっとしてるやん。お母さん。

 

参加者 1 57:38

だから、お母さんさ、お父さん帰ってきたら嫌なんじゃないの。じゃあ、なんで。ほんなら、そんな言い方すんの?もういいの?お父さんがな。お母さん、昼間、早奈ちゃん、名奈ちゃんのおらん時、 ずっと2階に上がって寝てるよな。ベッドで。 

違う?

 

参加者 1 57:57

お父さんに呼ばれたくないから、2階に上がってずっと寝てるよな。

 

参加者 3 58:01

2階なんで寝たことない。

 

参加者 1 58:03

うん。昌幸くんのベッドでしょっちゅう寝てるやんね。

 

参加者 1 58:05

寝てるやん。知ってるで。

 

参加者 2 58:26

お姉ちゃんが嫌やからじゃないですか。

 

参加者 1 58:31

嫌やって言ってるやんな。お母さん。何回も何回もお父さんが呼ぶから嫌やって言って逃げてるやんな。お父さんから。正直逃げてる。

 

参加者 1 58:45

だから、そんなんやったらな、お父さんちゃんと見られへんやろってな。トイレにお父さんが行ったって、お母さんちゃんとついていけへんやろ。全部私やんか。行ってるの。

 

参加者 2 58:55

お父さん、だから、トイレ自分で行ってるし。だからなんでトイレ。トイレ。自分で行ってるやん。行ってるやんか。

 

参加者 1 59:17

お母さんもトイレ失敗あるし。

 

参加者 2 59:19

お母さんは全然大丈夫。大丈夫やね。お前、今漏れてんのちゃうか。ほんま、何言うとんねん。ほんま、母親のことぼけた、ボケたって言って そうや。ほんま。え。まだ言うか。

 

参加者 1 59:32

でも、お母さん。

 

参加者 2 59:34

は。意味わからんて。え。もう、お母さんのせいか。母さんしっかりしてるからね。ちゃんと認定調査の時にしっかりしてるって言われてるから。歳よりももうすっかり。すごいしっかりしてるって言われてるから。 

だから誰の口が言ってんねん。こいつがもう認知症になってるんや。

 

参加者 2 59:50

は。お前がいてねえ、お前がいて、お前がボケてんねん。もうお母さん知っててお前の前で。

 

参加者 2 59:58

ほんとにお母さん相手じゃないかなと。お母さんは京都の人やからボケのふりするんやもんね。帰って。あんた。お母さん知ってて言ってるから。全部全部全部全部全部全部聞いてるから。あんたのこと。

 

参加者 1 1:00:08

な、お母さんさ、昨日、じゃあ晩御飯何食べた。

 

参加者 3 1:00:12

なんでもいいやないの。

 

参加者 1 1:00:14

な。お母さんさ、認知症じゃないことはないと思うで。お母さんは少し忘れる症状はある。

 

参加者 2 1:00:18

でな、病気作らんといて。

じゃないでってそれはお前じゃ。お母さん自身な。

 

参加者 1

だからな、物忘れはひどくなってるから年齢相応かもしれんけど、でもそれも認知症って言うねんで。 

症状があまり出てないとこからな、重症まである。お母さん、だけどな。

お母さん、実際に自分物忘れが出てきてるのはわかってるやんね。

 

参加者 2 1:01:00

年齢なりですって。何言ってんのあんた。80歳の時になってます。母さん手前やから、もうすぐお前の旦那の介護が始まるわ。そのうちええやん。や。しっかりしてるわ。お父さんお母さんがいかに素晴らしいかわかるわ。 

言ってあげるから。今も録っとっときや。お母さんにそうやって問い詰めてた。洗脳してんのはあんたや。洗脳してんの。そういう言葉が出てくるのが、ちゃんちゃらおかしい。普通に言ったらおかしい。 

なんでお母さんが認知症認知症って言うんですか。その本人に向かって。

 

参加者 2 1:01:34

年齢なりです。お父さんにバカ。バカにしてんのあんた。人、年ととともです。じゃあ、あんたが60歳になった時にボケてくるわ。認知症がもうすぐ始まるから。 そん時に自分の父親と母親の年齢と比べてみ。しっかりしてるから。だから歳とともです。はははははは。

 

参加者 2 1:01:54

は、は、は87歳の人に対してな。あんたと一緒の記憶力ですか。歳とともです。

 

参加者 1 1:02:00

87歳のおじいちゃんでも、塾で教えたりとかしっかりと自分を持っている人はいるやんか。だからお母さん。

 

参加者 2 1:02:11

もうあんたがストップするときです。お前の旦那がもうすぐね。介護始まった時に言ってあげるわ。あんたの87歳のお母さんと同じ、 あなたは認知症ですって言い続けた。認知症って言い続けたからね、あなた。だからお前の旦那の介護が始まった時に笑ったるわ。

 

参加者 2 1:02:27

こんだけ素晴らしい人いない。

(決戦のボイスメモ ⑥に続く)

 

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第100話 決戦のボイスメモ ④

(文字起こし続き)

ここで名奈は何度か弁護士に相談したと言っている。その弁護士に会ってみたいものだと思った。

おそらく、名奈の旦那さん経由で知り合いの弁護士に無料相談したのだと思う。

姉は調停まで起こして、裁判までする覚悟だと書いているのに、妹たちの肩を持たないとならない。

本当に、どちらの主張が正しいと感じたのか、聞いてみたいものだと思う。

参加者 3 31:03

退院しなくても病院でみてもらったら。

 

参加者 1 31:35

お母さん、お父さん殺す気なん。 お父さんもうここで死んでしまうの嫌やって言ってんねんでって。自分に残された時間は少ない、家に帰りたいって。

お母さんそんなにお父さんのこと嫌なん。

 

参加者 1 31:47

お母さん同じこと何回も説明してるやんな。お母さん。

 

参加者 3 31:52

なんで。なんでそんな急に。そんな、なんだか。

 

参加者 1 31:55

奇跡的に早期発見やったから、すぐに病院に運んだやんか。お母さん。11時に先生から電話かかってきて、奇跡的にお父さんの手が動きますよって言われて、 で、この回復力やったら、もう退院も転院もしなくていいかもって言われたん。

 

参加者 1 32:46

じゃあ財産分与となった時には。

 

参加者 1 32:57

ちょっと待って待って。ちゃん言うから。今から。

 

参加者 3 33:02

財産までそんなこと言うの?

 

参加者 1 33:04

お母さん、今、はっきり言っといてあげるわ。今、録音してもいいわ。あの、お母さんにも何回も言ったやん。ここの家も何もいらない。物も家も何もいらないし、1円もいらない。 

ここの家のものも一切いらない。

名奈ちゃんの顔が怖い。

 

参加者 2 33:36

あんたや、あんたのせいで寝てないねん。ずっとあんたの事で。あれ。あれからずっと寝てませんよ。早奈もです。同じ顔してます。

 

参加者 1 33:44

名奈ちゃん、なんて怖い顔なの。怖いわ。

 

参加者 2 33:46

あの、いや、もう弁護士に全部言ってるし。うん、言ったっていいやん。どうせ。

 

参加者 2 33:50

お姉さんですねって笑いますね、二千、二千、二千、2,100万の、え、それを取られてんのにえ、1回自分で返したら。

まあいいんじゃないですか。その弁護士さんも言ってたわ。いいんじゃないですか。意味わからん。意味わからん。弁護士がじゃあなんでお金とってんの。お前お金返せんのに意味がわからんねん。お金返せないから。最初から盗る目的。

 

参加者 2 34:22

で、なんでてと取られてるんですか。今まで通り。あ、で。え。え。え。なんやったっけ。ピアノの月謝払ってないよね。

 

参加者 1 34:33

いつも、月謝を払いに行けないから7万円を先に払ってん。でも、辞めちゃったから。先生から7万円返してもらってないねん。

 

参加者 2 34:41

なんでそんなこと言うの。え。

 

参加者 1 34:45

7万円を先に払って。

 

参加者 2 34:47

先に払ったかどうかは知らないけどね。

 

参加者 2 34:49

聞いても。だから、そんななルールを守らない。だから、だから、だから、だから、だから、

 

参加者 2 34:56

わけわからんことしてんねん。普通はそんなことしません。しません。だから、だから、だから、そんなのわけわからん。半年分払いますなんて、そんなルールありませんから。

 

参加者 1 35:06

でも先生が受け取ってん。で、先生返しますって言ってくれてんけど、とりあえず行けてないから。ずっとそのまま。もう返してもらってないまま何年も経ったから時効やな。 

あと半年行くと思ってたから先に払ってん。先生に滞納したら悪いからさ。

 

参加者 1 35:25

今行ったら返してくれるよ。先生のところに確認してきてもいいよ。

 

参加者 2 35:29

恥ずかしいからもうやめとき。やめとき。いやいや、やめときって。後払いやって。払ってなかったの分は後払いやって。

 

参加者 3 35:35

あたし先生に言われましたから。大変そうです。そうですねって。 

そんなだから、

 

参加者 1 35:40

知ってるはずやね。名奈ちゃん。先生がお金を返金する分を名奈ちゃんに渡そうかなって言ったらしい。でも、大金やから名奈ちゃんでなく直接返しますって。

 

参加者 2 35:50

って、当たり前やん。うん。は。関係したくないし、うん。家族と思いたくないし、親戚と思いたくないし、オタクの家族とも違うし。

 

参加者 2 36:01

だから、都合のいい時だけやねん。頭下げましたってこうやって何回も何回も。普通に和解するために、冬馬くんも一生懸命なってくれてるから、じゃあ、冬馬くんありがとうねって。あ、お腹痛い。 

だから、そん時に娘が無理って。冬馬くん。あいつ あ、許さない。気持ち悪いわ。

 

参加者 2 36:19

ここ出入り禁止やったやろ。元々お父さんに言われてんのよ。ちゃん頭下げて娘を入れさせてくださいって言ってんの。

 

参加者 1 36:44

何回も言うのやめよう。

 

参加者 2 36:45

言われ言われてた。言われてた。言われてたけど平気でアルファード、え。おじいちゃんに買ってもらった。う、嘘つき。 

ペット。ペット飼う犬好き。ルビーちゃんにほったらかしにされとったやん。かわいかわいそうに。寒い中、新聞にくるまれてポンって捨て猫みたいに。誰が。は。ほんで私アレルギーやから無理なんですて。

 

参加者 1 37:12

同じことばっかり。

それでいいやん。それと今の話と何が関係。

 

参加者 2 37:24

あんのって。だから、それがあんたらそっくり。お前そっくり。あんた、いつかやられる娘に。あんたたちなんかおかしいんちゃん。あんたがおかしく。違う。あなたと家族と接触すると、みんなこうなんの。え。なってません。

キチガイて言った。うん。き。だから、あんたと接触して、みんななんねん。だから、だから、あんたの顔鏡で見てみか。見てみ。見てみ。見てみ。見てみ。見てみ。う。嘘つきの顔。

 

参加者 1 37:55

嘘つきでもいいって。

 

参加者 2 37:56

だから私は手ついて謝りました。すいませんけど、お姉ちゃんに普通に会わせてください。だから会うの。だからどうなるってこうやって。今更何言ってん。お父さんの退院になった途端に会社やめますか。私、会社辞めます。そういう人。

 

参加者 1 38:10

会社辞めますじゃないやん。名奈ちゃんたちが平日見れないのなら、会社辞めてでもお父さんを見たいって言ってるだけやんか。別に、せっかく勤めている会社辞める気はない。

 

参加者 2 38:19

へ。ちょっと。

 

参加者 1 38:20

早奈ちゃん、名奈ちゃんが見れるのかって聞いてるやん。 早奈ちゃん、名奈ちゃんの協力が必要やから。

 

参加者 2 38:34

土日に。土日に退院したらいいでしょ。

 

参加者 1 38:39

じゃあ、そのあとどうなるの。

 

参加者 2 38:42

私たち、平日いつも通り。いつも通りしますけど。

 

参加者 1 38:44

いつも通りっていうことは、食事だけ運ぶって。

 

参加者 2 38:47

食事だけ運んでるわけないから、あたしらがお前の汚いのを掃除してるのがあたしたち。

お母さん。でも、違うね。 お母さん。やっぱり。

 

参加者 1 42:03

だから。そうやろ。ってか、 食事以外のお金は出ることになってるけど、それすらいらないって言ってるやん。旅行行ったりとか、そんなお金は元から請求する気ないし。

 

参加者 2 42:20

旅行代請求しない。だから全部出して。絶対写真撮ってんで。証拠で。私こんだけやりましたって絶対証拠撮ってんで。そうやな。で、ご飯も絶対撮ってんで。この人やから。んで、こんだけやりましたって請求してくる。ほら、みてみ。

(決戦のボイスメモ ⑤に続く)

 

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第99話 決戦のボイスメモ ③

(文字起こしの続き)

後でこの文字を起こした文章を見てわかったが、母がしきりに外出を嫌がり出した原因がここにあった。

「お金もかかるし、行きたくないの。」

みたいな言葉が返ってきたので、

「一緒に旅行やランチに出かけても、夕食代とかもそのお金は請求しないよ。」

と言うと、

「あなた・・・。やっぱり、そういう事を言ってくると思ったわ。」

と眉をひそめて言い出したので、とても嫌な気分になった。

名奈の発言で、母が言葉を返して来た意味がわかった。

名奈に渡そうとしてた手紙は、父が脳梗塞になり病院まで搬送された経緯を書いたメモと、今後の事について話し合いたいという意志を書いた手紙だった。

 

参加者 1 21:03

だからお父さんの面倒。

 

参加者 1 21:15

昼間お父さん見れるの?

 

参加者 2 21:17

見てみ。だってさ、土日祝日、私いろんなとこ連れて行ってますって。いっぱい写真撮ってんねやろ。どうせほんでこんだけって後で請求してくんねやろ。こんだけ連れて行きましたって。どうせ私はやってること全部そうやって証拠写真撮って、全部請求してくんねん。 

そうや、昔から。ほら言ったやろ。会社もうすぐ。言うと思った。

ここでね、お父さん、お母さん介護します。絶対に言うと。

 

参加者 1 21:58

そう、昼間、早奈ちゃん、名奈ちゃんがちゃんとおれるんならいいけど。

 

参加者 1 22:03

四六時中おらな。お父さん、目離したらあかんでって。今回、お父さんが助かったのは、あたしが横におったからやねん。早奈ちゃん、名奈ちゃんみたいにスポット的に来てたら、お父さんの症状見落としてんねん。お母さんは全く判断つかずわからんかったし。

 

参加者 2 22:17

何言ってんの自分。自分。ほんならなんて、ほんならな、お正月。お、正月、お正月じゃない。この間はどうやったんですか。パン置いといて。パンと置いといて。パンいっぱい置いて沖縄行ったんちゃうんですか。もう ごまかしたって無駄やからな。お母さん。じゃあ答えてよ。あんた、どうしてたんですか。あの日。あの日どうしてたんですか。何も食べんと。巻き寿司もずっとカチカチになって置いてあったわ。 

何日のなんか知らんけど。ほんでパンが大量にあって、そんな生活してんねやろ。どうせあんた毎日スナックパン食べさせて。

何日前の巻き寿司ですか。いや、わかんない。人のこと言うなって。お前、お母さんわけわからん。

 

参加者 3 23:14

名奈ちゃんお願いやから、静かに。

 

参加者 1 23:22

沖縄へ出発したのは。土曜日じゃないし、日曜日だよ。 パンは昼、巻き寿司は晩ご飯。

名奈ちゃんが見ないなら早奈ちゃんに渡して。じゃあこの手紙読んでほしい。

 

参加者 2 23:30

すごいね、 読みません、誰も読みませんって。

 

参加者 2 24:47

は。いらんって。いらんって、いらんって、いらんって。65まで。はいはいはいはいはいはいはい最後まで行ってください。

 

参加者 2 25:15

誰1人そんな頭下げてお金貸してくださいって言った人いませんよ。頭さげて。

いやだからお父さんいいやんいいやん。

 

参加者 1 25:25

お父さんに頭下げてまで。お父さんに貸してって。

 

参加者 2 25:30

お前たちが来たって書いてあったわ。

 

参加者 1 25:32

600万だよ。

 

参加者 2 25:33

お前たち来たって書いてあった。600万じゃない。

 

参加者 2 25:36

600万じゃない。600万じゃない。600万じゃない。600万じゃない。

 

参加者 2 25:38

はいはい。1日8000円の銀行の利子を考えれば、銀行回りして自分が工面するしかないって書いてあったわ。録画取らないんですか。

 

参加者 1 25:48

そんなこと言ったの?

 

参加者 1 25:49

じゃあ、その書類があったんやったら見せてください。

 

参加者 2 25:52

嫌です。もう警察の方に言ってます。

 

参加者 1 25:55

警察に行ったたら見せてもらえるの?

 

参加者 2

知りません。

 

参加者 2 25:58

なんでもいいんちゃう。もう被害届も5件ぐらい入ってるから。あんたに。ひ。

 

参加者 1 26:16

今そのこと関係ないよね。

 

参加者 2 26:17

意味わからん。関係ない。私は頭下げました。弁護士に会ったらダメって言われてんのに。

娘の前で土下座して。こうやって。

 

参加者 1

何回やるの。それ。

 

参加者 2

何度もすいません。あんたにやられたから頭踏んづけられ、何回もとったらとったら 証言。ほんで娘に。

え、嫌がらせしてませんか。ゴミ箱置いてませんか。駐車場にゴミ箱置いてませんか。って言われて、 え。おいて。じゃあそれは嫌がらせですか。はい。嫌がらせしました。はい、嫌がらせしてますって。

 

参加者 2 26:44

で、近隣がないで。近隣のないでやな。いや、それもあれやからね。捕まるから。捕まってもいいやん。でも、捕まることばっかりやってんねん。だ。え。

 

参加者 1 26:53

だから、それと関係ないよね。

 

参加者 2 27:03

だから、私、頭下げて言いました。ってから、だから、こうやって何度も会わせててくださいって言いました。

 

参加者 1 27:10

今、会ってるから。

 

参加者 3 27:11

すごいんちゃう。私、あの冬馬君の彼女の前でやってんねんから。言うから。は。今更何言っちゃってんの。それなんですか。ああ、録画を取りたかっただけですか。意味わからんちゃうん。え。何のために。証言。さあ、大体最初から言っとって。 

あのな、録画とかするから、あいつ絶対裁判で絶対お金取ろうとしてんで困ってんねん。そうや。 

だったらなんで裁判起こすんですか。あんた最終的にそうだ、こんな。そう、そう。う。ひ。ひ。

 

参加者 2 27:37

最終的なとってんねんから。いや、だからあれや、もう絶対裁判して取ってんねん、お金ってや。もうさ、もう最後や。

 

参加者 2 27:51

だから。だ、だからなんで頭下げにくんの。なんでお金600万借りたんですか。そしたら600万ですか。知りませんよ。私は。

 

参加者 1 27:58

なんで2600万を借りたことになるの。

 

参加者 2 28:00

え。知ってんの。しらんって、2600万って言ってないでしょ。そんな。

 

参加者 1 28:02

何言ってんの。え?話がどんどんすり替わって、早奈ちゃんと一緒やん。いや、だからいいやん。その話しはもういいから。

 

参加者 2 28:07

どんどん。あなたの2400万、2100万か2100万やね。書いてあった、お父さんのところは。で、お父さんの家が売れたお金が3000万のお金。

売れたのが2600万。2100万やわ。

 

参加者 2 28:18

まあ、とにかく、そのお金もうないからもういい。

 

参加者 2 28:20

ええやん。だから、どこ行ったんでしょうね。

 

参加者 1 28:22

だから、それはお父さんが全部使ってしまってる。

 

参加者 1 28:28

それはもう調停に出したよ。

父さんの家計簿、全部計算したらもう超えてる。かなり超えてる。

 

参加者 2 28:41

なんで。なんで。なんで。なんで。なんで。なんで。なんでそんなあんたが家計簿を。

 

参加者 1 28:44

お父さんにちゃんと許可とった。お父さんが誰が見てもいいよっていう許可をもらった。

 

参加者 3 28:48

待って、これや。 なんか言ったやろ。お母さんがいろんなもんなくなってるの。それやで。なくなってるって言ったやろ。だから言ったろ。母さんなくなってる。お母さんわかってるやろな。こそこそと出してるから。

 

参加者 1 29:02

すごい怖い。名奈ちゃん、

 

参加者 2 29:03

あんたのせいや。見てないじゃない。

 

参加者 1 29:04

名奈ちゃん。名奈ちゃんすごい。

 

参加者 5 29:06

顔も。目が怖い。

 

参加者 2 29:11

もう誰かに取りつかれてる。ひ。ひ。ひ。ひ。

だけどな、あんたの生き霊に取り憑かれてるねん。

 

参加者 3 29:48

宝石箱があそこにあるのは、あなた知ってるの?あなた知らないはずよね。

 

参加者 1 29:53

どこにあんの。あそこって?

 

参加者 3 29:54

言えへん。それはあそことは言わへん。 知ってる人がとった。なくなった。もしかして。いや、え。なくなったのかなって。

 

参加者 2 30:03

なくなったん。なくなってんの。どっちよ。もうなくなった。なくなったん?

 

参加者 3 30:08

なくなってへんって。あ、

 

参加者 2 30:09

やっぱり。あるあるある。 え。ない?でもお母さん、ずっとずっと探してたん。それやった。もしかして、ずっと楽しみにしてたやつ、なくなったん。あんだけ揃ってたやつ。お母さん。え。お母さんなくなった。ほんまになくなって。正直に言いや。盗られたんやろ。

 

参加者 2 30:28

え?ほんまになくなるなんてある?

 

参加者 1 30:31

なんでそんな演技するん。

 

参加者 2 30:39

あの、知ってんのお兄ちゃんだけやから。お兄ちゃんとあたしと早奈だけや。あと、絶対あの子だけには言わないのよって言ってたやつ、とられたん。 

あの子だけは怖いからって言ってたやつ、取られた。いや、だから先回してるって言ってたの。ずっと。あ、なるほどね。 

で、私言ったやろ。もうすぐ会社辞めなあかんから。絶対に介護のために辞めます。じゃあ絶対に。言ってくるって。

 

参加者 1 31:03

65まで働けるのは国で決められているから間違いないよ。

別に辞めないよ。だけどお父さんが心配だから。

(決戦のボイスメモ ④に続く)

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第98話 決戦のボイスメモ ②

(文字起こしの続き)

 

名奈は、「土下座」という自分の口から発する「キーワード」にいちいち反応して、実家の玄関で自分のやった「土下座」を説明するために、何度も何度も実際に土下座をしていた。

 

それは、いかにも滑稽で奇妙、不思議な光景で、しかも何度も繰り返された。

 

彼女の話す言葉は、どもり、同じ言葉の繰り返しが多く見られる。大声で怒鳴っているので文字起こししても、その言葉の数々をしっかりAIが読み取っている。

 

私が名奈ちゃんに話したかったのは、

① お父さんが退院してもいいのか。

② もしもお父さんが退院したら、私達の力で介護をやっていけるのかどうか。

その2点だけだった。

 

だが、口いっぱいに私の過去の失敗、名奈に相談したこと、早奈しか知らないことをさも自分が体験したかのように、次から次へと話題をスライドさせていくだけで、一向に肝心の話し合いが出来なかった。

 

私自身があまり気づいていなかったが、この文字起こしを改めて読むと、「あなた」から、「あんた」になり、しまいに私の事を「お前」と言っている。その必死さが逆に笑えた。

 

今までは、名奈との会話は機関銃攻撃で成り立たなかった。

今回は初めて、わりと私も意見を言っているのが文字を起こしてわかったが、話そうとしても別の話題へのスライドばかりで、本当に話したいことは何一つ話せなかった。

 

参加者 1 06:44

お父さん退院していいの。お母さん。

 

参加者 2 06:47

やめてって。

 

参加者 1 06:50

そんな、お父さん退院していいのかって。

 

参加者 3 06:53

退院したら、誰が困るの。

 

参加者 1 06:54

誰が困るって、兄弟全員困ると思うよ。そうやろ。だからあたし会社辞めてここにおろうか。

 

参加者 2 07:00

ああああ!お。お姉ちゃんが絶対言ってくると思った。いや、困りますって。え。よ。呼んでください、呼んでください。退院させてください。どうぞ。へ。は。

 

参加者 1 07:17

お父さん自身が退院したいって言ってるんねん。お医者さんの退院許可はもらってるねん。だから退院。

なんでお母さんは嫌なん?お父さん帰ってくるの。

 

参加者 3 07:26

でもあれでしょ。できないでしょ。できない。

 

参加者 1 07:28

許可がいるから。お医者さんが電話で。

もう退院できますって。手も動いてるし、何も支障がないって言われた。

 

参加者 3 07:35

昨日行ってるのに。

 

参加者 2 07:37

昨日言われてるって。もういいって。お母さん。

 

参加者 3 07:41

退院できないって話しになってんのに、な、なんで急にそんなはずは。

 

参加者 2 07:45

お父さん昨日帰りたいて言ったやろ。お兄ちゃんにも言ってるし。

 

参加者 1 07:49

17時に先生が、じゃあお父さん歩けるのならば帰っていいですって電話あって、歩く練習したらしい。そしたら、両足、両手の棒のところ持って歩けて。

だからもう先生帰ってもいいよって。

お母さんすごい震えてる。怖いんや。いつも名奈ちゃんのおるとき震えてるやん。

 

参加者 3 08:17

近所に迷惑やから。

朝から。もうやめて。そんな、6時からきゃーきゃーと。

 

参加者 1 08:43

それじゃ、昼間だかおれるんやったらいいけど。

 

参加者 3 08:46

いや、誰もいませんからあ。ひ。

 

参加者 1 08:48

昼間おれるんやったらいいけど。昼間、昌幸くんはおれるの?

 

参加者 1 09:07

もし昼間いるのが無理やって言うのならお母さん。だから、あたし、会社辞めてここにおるから。

 

参加者 2 09:11

いや、困ります、困ります。困ります、困ります。定年退職やから、もう還暦間近やから。

 

参加者 2 09:28

お金返したり、やってること全部みえみえやね。先々の事考えてもうすぐ辞める気やからな。もうお辞めでしょ。へ。ひ。

 

参加者 1 09:36

会社はどこでも一緒やけど、今は65歳まで働けるよ。65まで働けるから辞めないけど。お父さんのことがあるから。

 

参加者 2 09:50

生涯賃金が)1億円とかなんか言ってるらしいな。弁護士の話では1億円働いてる。1億円って言いますか。税金どれだけ取られるんですか。 

だから1億円と持ってる人は税金なんぼ取られるかな。普通に考えて年収は。いや、その年収(夫婦で)1000万でしょ。うちも昌幸くんも。め。さ。早奈の旦那さんも、1000万もらってるけど、 税金なんぼ払ってるか。やばいやろ。

 

参加者 1 10:20

税金は考えないやん。年収って書いてるやん。

 

参加者 1 10:28

お母さん。もう私仕事やから帰るけど。とりあえずお父さん退院したら相談。

 

参加者 2 10:34

相談。相談するじゃない。頭下げました。頭下げたし。土下座してこうやってお願いします。 

お姉ちゃんに会わせて教えてください。つってお前、あたし頼んだから。冬馬くん、冬馬くんも一生懸命やってんのに。お前のお前の娘じゃ。 

お前のは。娘は、え。子どもたちがいるから無理。あんた元々入ってくんな言われてるやろ。

 

参加者 2 11:01

お父さんが出入り禁止って言われてるやろ。娘が昔お前は来るなって言われてて、お兄ちゃんが頼んで 頼むから娘入れてやってくれて頼んだんや。それなのに、その情も忘れて、やってるからって3人の子供も。

 

参加者 1 11:18

はい。あのさ、名奈ちゃん。

 

参加者 2 11:19

生命保険の生命保険じゃない。健康保険証もなかった時も知ってるわ。こっちは 健康。

何言ってんの。

はあ。健康保険証切れたったことあったやろ。

 

参加者 1 11:32

誰が?

 

参加者 2 11:34

ないですか。あんたじゃないわ。 意味わからんし。

誰が連れて行ってんねん。意味わからんし。自分は全部とぼけて。ええやん。

 

参加者 1 11:44

何を?都合の悪いところは、ごまかして。何を言ってるのかわからない。

 

参加者 2 11:47

わからん。わからんって。だって、マンションのことも嘘ついてるやん。早奈の傘とってたこと。 

そうやん。冬馬くんの時に携帯電話かかってませんって言い切っても、うそ、まるまる全然うそ。へ。ひ。

 

参加者 1 11:58

じゃ、それがどうしたん?

 

参加者 2 11:59

だから嘘つきやん。だから嘘つきや。娘にしろ娘にしろ娘にしろ、アルファードおじいちゃんに買ってもらった嘘や。あんな普通の顔して。嘘言える。

 

参加者 2 12:10

あんたの家族。あの冬馬くんだけや。まともなんは。もう嘘つきの塊。怖い。だって子供だってあれやろ。友達の携帯でも おかしいやん。銀行の通帳持ってんの。全部今考えたらすごい怖い。へ。ひ。

 

参加者 1 12:23

嘘じゃないよ。友達の通帳じゃない。本人つれてきてもいいよ。友達を連れてきてもいいよ。それは娘の通帳だから。

 

参加者 3 12:30

いいんちゃう。友達ちゃうんの。

 

参加者 1 12:44

なんでそれが今の話と関係あるの。

 

参加者 2 12:46

あ。嘘つき家族やってんだから。嘘だから。なんで娘がここにくるの。じゃ。そもそもこんとってって言われてるやん。なんで入ってくんの。

 

参加者2 12:54

私。私録音とらされて、え、土日は絶対行きませんって言ってる自分来てるやん、平日に。 

私はほんと昨日だから。だから昨日。

この間に冬馬くんが来てくれた時に、へ。わざわざ来てくれたから、私、手ついて な。お姉ちゃんと会わせてくださいね。

無理。子供が入るから。お姉ちゃん、ほんであたしの家の前でいいや。だって。大きい声でそれ捕まるから。

 

参加者 2 13:15

それも全部言ってるから、こうやって頭付いてお願いして。

 

参加者 2 18:54

なるかもって。とりあえず彼女さんと、特に娘と冬馬の彼女さんといて、もう冬馬くんは可哀そうやし、冬馬くんが怖いから。意味わからんし。

 

参加者 1 19:04

息子が怖いからってビビってるだけやん。

 

参加者 2 19:05

いや、何がビビってるわ。バカじゃないの。ほんなぴびってやってんねんな。

今録画とっとこ。 

ビ、ビビらせてから警察呼ぶかな。ビビらせてもいいか。書いとこ。息子をビビらすためにこさせてる。書いとこうか。とらないの。とらないの。それは録画にいつもとるやん。こうやって。

 

参加者 2 19:25

とってたから、私の土下座も。

 

参加者 2 19:26

ニヤニヤニヤニヤ笑いそっくりやったわ。あなたに小さい時こうやって踏みつけられた顔か。

 

参加者 2 19:31

踏みつけられてる。

 

参加者 2 19:32

そうやん。小さい時こうやってごめんなさいって言って頭下げる。頭下げろって踏んでたやん。私の顔。頭 だからそうやって。

シャケに歯磨き粉つけて食べさせたから。今考えたらもう絶対捕まるわ。

 

参加者 1 19:48

うん。だから、それと何が関係あるの。って。

お父さんの話してるやろ。

 

参加者 2 19:50

あ、だから な、お姉ちゃんに会いたいって土下座したんやろ。こうやって、こうやって。

 

参加者 1  19:52

今、会ってるやん。

 

参加者 2 20:04

来てる。会いに来てるって都合がいいねん。都合いい。いつでもいいやん。何が。何が。何が。何が。何が。何が。何が。何が。いつでもいいって。なんで私、その時に言ったはずやねん。 

冬馬くんに。病院どこか。行ってるかどうか。お母さんが言ってくれたから、もうあなたたちに言われる前に病院わかってましたけどね。もうすでにわかってたから。お母さんに。

 

参加者 1 20:20

お父さん自身がキーパーソンは姉にするって言ってしまったから。

 

参加者 2 20:24

だから、だから、だから、だから、だから、だから。それで、お医者さんに言ったことは。いや。え。で、年金狙ってるんですか。あなたは。なんで会社辞めるんですか。急におかしいでしょう。やん。いや、ねん、今もそう。私、会社辞めようかなって。なんで。なんで。なんで、なんで。なんで、で。

なんで会社辞めなあかんの。

 

参加者 1 20:38

お父さんが大事だからじゃないの。

 

参加者 2 20:39

あんたら、なんかおかしいねん。タイミングがいつもいいねん。もうすぐ還暦。え。会社辞めるんですか。会社辞めるなんて関係ないでしょ。やめないでくださいね。お父さんの年金とらないでくださいね。お、お、お、お父さんの、年金取らんといてください。年金を。狙ってるよね。狙ってるし。狙ってるわ。

 

参加者 1 20:54

名奈ちゃんたちが平日お父さんをみてくれるんやったらやめないけど。可能なの?

 

参加者 2 20:56

何言ってんの。なんで。なんでやめんの。ほら、言ったやろ。言ったやろ。これ言ってくるって絶対言ってたんよ。み、み、ひ、ひ、みんなで言っとってん。ほらほら、やっぱり言ってきよった。やめるってどういうこと。

(決戦のボイスメモ ③に続く)

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第97話 決戦のボイスメモ ①

CLOVA Note

LINEのAIテクノロジーブランドであるLINE CLOVAが開発する文字起こしアプリ。

AI音声認識アプリが録音から文字起こしを行います。
必要な会話を文字で見る音声記録。

 

上記アプリを使って名奈との1時間強にわたる会話を文字に起こした。

 

他にも文字起こしアプリはあるが料金が高い。このアプリは無料なのが魅力だ。iphoneで音声ファイルを読み込むだけでしっかりと読み取るAI能力があるので、少しの修正で完成した。

 

この会話は父が突然の脳梗塞で入院し退院する前日の朝の会話だった。

父を退院させてもいいのかを妹たちの承諾をもらってからでないと、私の一存では決められなかった。

本当なら、前日に名奈と早奈に直接会い、父を退院をどうするか、退院した後はどうするのかをしっかりと話し合いたかった。

 

実はこの日の前日、私では話し合いは無理なので、娘と息子が名奈の家まで行って話しに行ってくれた。

聞きたい事は2つ。

① 父を退院させてもいいのか?

② 父が退院した後どういう体制で介護していくのか?

その2点だけだった。

名奈は自分の家の前では、ささやくような小さな声で、騒がないように近所に異常なほど気を遣い、娘、息子、息子の彼女(も付いてきた)前では、話しをどんどんスライドさせるだけで、2時間近く話し合ったが、何一つ結果が出なかった。

退院の話も退院後の話も聞く耳がなかったのだ。

 

しかも、息子の問いに対して、娘と息子の彼女のいる前で、名奈の家で地面に頭をこすりつけて、何十回も土下座をしたらしい。

 

この茶番劇の動画と録音は、娘と息子にもらっているが、さすがに気分が悪いというか、2時間も聞くのは気持ち悪くなりそうなので、聞いていない。

 

息子と娘は、名奈の土下座は、

「嫌がらせをしてスミマセンでした。静かに帰って下さい。」

という誠意だったらしい。

私のボイスメモでは、

「姉と話し合いをさせて下さい。」

と頼むためにお願いの土下座したことにすり替わっている。

 

この前夜のもめ事で話し合いは無理だとわかったので、退院について意見が欲しい事、退院後の話し合いが必要な事を詳しく手紙に書いて、朝の5時に仕事に行く前に、実家と名奈の家のポストに手紙を入れに行った。

 

「虫の知らせ」なのか、先に実家に寄った。名奈の自転車が駐車場に止まっているのをみつけた。

もしも名奈が実家にいるなら直接本人に話した方が確実で早いと思った。

 

調停はこの日の翌日だった。

 

参加者1:私

参加者2:名奈

参加者3:母

冬馬  :息子(名前は変えてあります)

昌幸  :私の弟(   〃   )

* 質問の時の語尾にわかりやすく「?」を入れています。

* 赤字・・・名奈が「土下座」の言葉に合わせ実家の玄関で土下座した箇所

 

どうしてもこの日の名奈の発言だけは文字に残したかった。

 

あまりにも酷い言葉なので、音声で公開して世間の皆さんにきいてもらいたいほどだった。さすがに(それは大人の対応で常識的に)無理な話なので、せめてと思い、全部文字に起こした。

Wordに一旦転記すると35ページになった。

 

今回を含み6回分に分けて、名奈との会話を文字として記録に残す。

長い。

ホント長いので、赤字、青地だけ注意して、スルーしてもらってもいいかも?です。

 

 

 

 2023年9月5日

74分 31秒

ももりんりん

 

 

参加者 1 00:00

だからな。お父さんを退院させたいねんけど、平日おらなあかんねん。 

それが早奈ちゃんたちみたいに昼間いないんじゃなくて、可能なのかが聞きたいん。

 

参加者 1 00:15

2,600万の話とこの話は別と考えてほしい。

 

参加者 2 00:21

聞いてます。聞いてます。とりあえず、お兄ちゃんと相談するから。こっちの家のことも。

 

参加者 1 00:26

こっちの家って、昌幸くん(弟)が面倒見るってこと?じゃあ、平日会社休んで面倒見るってこと?

 

参加者 2 00:34

いいけど、喋らんとって。もうあなたが法的処置を取った時点で、私たちはもうあなたと接触は絶対ダメってことなってるから。

 

参加者 1 00:40

だけど、今後の事を話さなあかんのにさ、ケアマネさんを伝書鳩みたいに使ったらあかんやんな。

 

参加者 2 00:56

私、娘に手ついて、こうやって手をついて。みたいなことやった。冬馬くんが一生懸命やってくれてんのに、あんたの娘が邪魔したんやから。

 

参加者 1 01:07

でもそれはさ、名奈ちゃん。

 

参加者 2 01:09

娘が邪魔したん。私、手ついてお父さんの入院の場所教えてくださいってこうやって頼んでんのに。は。ふざけんな。へ。

 

参加者 2 01:22

土下座したの。今の。何が起こって。え。あんた。私、土下座。土下座して、冬馬くんの前で、娘の前で。で、冬馬くんがいいですよ。一生懸命。一生懸命ってか。お腹痛いっつってんのに、娘は。

 

参加者 2 01:44

あんたにヤイトさせられたから、おばちゃんに聞いて、 どうやったらどうなるっていう。

 

参加者 2 01:49

歯磨き粉の虫食べさせられた。あ、全部思い出した。

 

参加者 2 01:53

あ、もっと思い出した。

 

参加者 2 01:54

知らんけど。あんたが引っ越すときなんて言われた、やりっぱなし。ゴミほりっぱなし。中○さんのおばちゃんから全部言われた。

 

参加者 2 02:06

ルール守らへんし。めちゃくちゃや。ね。お母さんとあとで3人で謝り回ったわ。

 

参加者 1 02:29

じゃあ今の話とお父さんの退院とどう関係があるの?

 

参加者 1 02:38

2600万の話とどう関係があんの?

 

参加者 2 02:44

何が、何が、何が、何が、何が、何が、何が。だから、だから、お前の全部証言出してるから。

 

参加者 1 02:51

その攻撃となんの関係があんの?

 

参加者 3 02:59

そう、そうよ。謝りに行って大変だったのよ。あなたはなんでお利口に聞いとけへんの。

 

参加者 1 03:07

え?お母さんどっちに怒ってんの。

 

参加者 3 03:09

当たり前やないの。

 

参加者 1 03:10

私は別に、なんか近所のおばちゃんがとか。謝り回ったとか、そんな嘘の話は聞きたくない。お母さんさ、だいたい覚えてないやろ。覚えてないのになんで嘘ばかり。

 

参加者 1 03:22

あ、ちょっと待って。お母さん、

覚えてないやろ。

お母さん。お母さん。

 

参加者 1 03:33

こんなA○棟で(一軒家に引っ越し前のマンション)あったことなんて。お母さん、ゴミはちゃんと市役所に連絡して持っていってもらうようにしたし、そもそも、そんな沢山ゴミ捨ててないし。市役所に連絡したゴミまで。なんでその責任持てって言われなあかんの。そんなに謝りに行かなあかんの。あたしのことで。

 

参加者 1 03:57

お母さん、それは嘘ついたらあかんでって。お母さんまず覚えてないやん。洗脳されてんねんや。謝りに行った。え。そうなん。ほんなら、どうやって謝りに行った?誰と誰がおったん。その相手、誰がおったん。

 

参加者 2 04:12

順番に回ってお礼してんねん。お母さんが。

 

参加者 2 04:16

ものすごかったん。

 

参加者 1 04:17

ものすごいって何。○塚さんのおばちゃんは私が引っ越しすることに不満やっただけやん。

 

参加者 1 04:24

○西さん、おばちゃんがもし生きてるんやったら、私、確認しに行くわ。それは。お母さんが引っ越しのお礼を言いに行ってくれたのは知ってる。ゴミをほかしたことの苦情への謝罪は絶対にあり得ない。

 

参加者 1 04:36

市役所にちゃんとな、 連絡してるから。お母さんの引っ越しするときも、ゴミ捨てたやんな。1階のところに。ちゃんと市役所に連絡したやんな。

 

参加者 2 04:48

放置した。マンションの掃除も1回も行かずさぼって。

 

参加者 1 04:50

だから、おかしいやろ、言ってる言葉が。

冬馬がお腹にいたから行けなかって。そうじも引っ越しの日は行けませんって断った。それまではちゃんと出てたたやん。だから、もういいって。マンションのそうじも1回も行ってないわけがない。知らない人がなんでそういうこと言うんやろ。

 

参加者 1 05:18

廊下にゴミがあったら、あたし、死んであげるわ。そんな。そんなことしないから。だいたい廊下にゴミを置いていったらみんなに迷惑かかるやん。

 

参加者 2 05:43

あ、そうなんや。はい。はい。

 

参加者 2 05:53

何言ってんの。ちょっと。ほんま、まじですか。そうや。早奈の服とってたし。とってたし、傘もとってたし。引っ越しの時にたくさんあった早奈の服が。何言ってんの。

 

参加者 1 06:09

え。お母さんどっちの味方なん。傘も取ってないし。

 

参加者 2 06:13

ほらほらほらほらほらほら。ほらほらほらほらほらほら。こんなボーダーとかさ。で、こんなやつ全部持っていってたから。あ、もう。は。

 

参加者 1 06:18

ってかまず名奈ちゃんは引っ越しに来てないよね。そもそも引っ越しの時に見てないやんな。おかしいやんな。引っ越しに来てもいないのに。

 

参加者 2 06:28

ほんで、それがどうしたんよ。それとかないやん。 

だからそれはどうしたって。それが。

 

参加者 1 06:44

お父さん退院していいの。お母さん。

 

参加者 3 06:47

やめてって。

 

参加者 1 06:50

そんな、お父さん退院していいのかって。

 

参加者 3 06:53

退院したら、誰が困るの。

 

参加者 1 06:54

誰が困るって、兄弟全員困ると思うよ。そうやろ。だからあたし会社辞めてここにおるか。

 

参加者 2 07:00

ああああ!お、お、お姉ちゃんが絶対言ってくると思った。いや、困りますって。呼んでください、呼んでください。退院させてください。どうぞ。へ。は。

 

参加者 1 07:17

お父さん自身が退院したいって言ってるんねん。お医者さんの退院許可はもらってるねん。だから退院。

なんでお母さんはいやなん。お父さん帰ってくるの。

 

参加者 3 07:26

でもあれでしょ。できないでしょ。できない。

 

参加者 1 07:28

許可がいるから。お医者さんが電話で。

もう退院できますって。手も動いてるし、何も支障がないって言われた。

 

参加者 3 07:35

昨日行ってるのに。

 

参加者 2 07:37

昨日言われてるって。もういいって。お母さん。

 

参加者 3 07:41

退院できないって話しになってんのに、な、なんで急にそんなはずは。

 

参加者 2 07:45

お父さん昨日帰りたいて言ってたやろ。お兄ちゃんにも言ってるし。

 

参加者 1 07:49

17時に先生から連絡があって、じゃあお父さん歩けるのならば帰っていいですってことで、歩く練習したらしい。そしたら、両足、両手の棒のところ持って歩けて。

だからもう先生帰ってもいい。

え?お母さんすごい震えてる。怖いんや。いつも名奈ちゃんのおるとき震えてるやん。

 

参加者 3 08:17

近所に迷惑やから。

朝から。もうやめて。そんな、6時前からきゃーきゃーと。

 

参加者 1 08:43

それじゃ、昼間だかおれるんやったらいいけど。

 

参加者 3 08:46

いや、誰もいませんから。あ。へ。ひ。ひ。

 

参加者 1 08:48

昼間おれるんやったらいいけど。昼間、昌幸くんはおれるの?

 

参加者 1 09:07

もし昼間いるのが無理やって言うのならお母さん。だから、あたし、会社辞めてここにおるから。

 

参加者 2 09:11

いや、困ります、困ります。困ります、困ります。困ります、困ります。困ります、困ります。定年退職やから、もう還暦間近やから。

 

参加者 2 09:28

お金返したり、やってること全部みえみえやね。先々の事考えてもうすぐ辞める気やからな。もうお辞めでしょ。へ。ひ。

 

参加者 1 09:36

会社はどこでも一緒やけど、65まで働けるよ。65まで働けるから辞めたくないけど。お父さんのことがあるから。

(決戦のボイスメモ ②に続く)

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第96話 え!!!父が脳梗塞!?

2023年9月3日(日)16時半ごろ

お天気のいい日で家で両親とのんびりしていた。

台所で用事したり、ソファでスマホみたり、父と話したりしていたのだが、父が奥で少し寝ると言ったので、お昼寝タイムにした。

母が父の横でぼーっと座っていた。

私も父の側でスマホを見ていた。

父がふと何かを喋ったのだが、???明らかにしゃべり方がおかしかった。

っていうか、何を喋っているのか全く理解できなかった。

寝ていたのでとりあえず動かさないようにした。

話しかけたら答えてくれたが、何を言おうとしているのかわからない。

咄嗟に救急車を呼ぼうと思った。

が、まず娘を呼んだ。

子ども達と実家のすぐ横の公園にいたので飛んで来てくれた。

「おじいちゃん!!どうしたの?」

と言うとふわふわっとしたしゃべり方だった。

「左手上げてみて!!」

「右手上げてみて!!」

「起きれる?」

左は上がるが右は上がらなかった。

足も右足が上がらず同じだった。

全く起き上がれれなかった。

娘が即、119番に電話した。

「緊急です!恐らく脳梗塞です!秒を争うのですぐに来て下さい!」

的確な電話だった。

救急車もその言葉に反応してすぐに来てくれた。

救急隊員が、恐らく脳梗塞ですね。搬送できる病院を調べて

「すぐに搬送します!」

と救急搬送された。

<当日のメモより>

 父の脳梗塞入院について
 9月3日(日)
 13:00 昼食後父と一緒に昼寝
 16:30 ・目覚めた父の様子がおかしい
    ・ろれつがまわっていない 
    ・息が荒い気がする 大丈夫かと聞くと少し待ってくれと答える
    ・生あくびを何回もする。体温37.3度
    ・起き上がれない様子。いつもの冗談を言うので一時的なものか?
     判断がつかない。
    ・母・私を聞くと人の認識と判断はつく
    ・救急車を呼ぶ前に娘を呼ぶ
    ・娘に連絡し娘が来る。状況を娘に報告する。
    ・右手、左手、右足、左足を上げておき上げれるのかを
     娘と確認したところ、右足、右手が上がらないことに気づく
    ・絶対に動かさず、そのまま119番する。
 17:05  救急車到着
     右手右足の麻痺を確認。
     国立循環器病センターへ搬送
     娘の予想通り、先生から脳梗塞との告知がある。
     5人の医師が待機していること、最悪ステント手術となること、
     麻痺は残ること、入院、リハビリが必要となることなどの説明を
     受ける。 
     脳のスキャンを撮った際に、脳の真ん中の血管が詰まっており、
     脳梗塞が起きたこと、脳のダメージがあまりないので、早期発見
     が幸いしていること、手術の必要はなく血液をさらさらにする薬
     の投与でいけそうだという説明その他を受ける。
     入院は2週間が目処。その後リハビリのための転院となる予定。
 
 22:30 帰宅
     (母も一緒に娘の車で循環器病センターへ行ったので、17:30~22:30
     は、鍵を持っていないので実家は開けたままで行く
 
 9月4日(月)私と娘2人とも仕事を休む。
 
 7:44 リハビリOTさんへ電話で連絡する。
 9:00 地域包括へ直接報告に行く。
 9:40 ケアマネージャーさんへ直接報告に行く。
 
 11:19 循環器病センターN医師(女性)より連絡あり
    父の症状が回復している。右手、右足も動く。事前の説明では、
    リハビリ転院が必要だと報告したが即退院も可能性としてはある
    とのこと。
 14:00 面会
  ~  父の様子 右手・右足が動く、早く帰りたいと懇願
 14:15 早く家に帰りたい。勝手に入院させられたと発言したので、 
     昨日、脳梗塞で救急車に運ばれたこと、今日は退院が不可能だが
     すごいレベルで回復して、両手両足が動くので、退院は2週間も
     かからないことを報告。
     少し息が荒い。疲れているのかうつらうつらする。
 14:55  ケアマネージャーさんへ電話報告
 17:10 脳神経内科 Y医師より電話あり
    父が帰宅したいことを切望している。医師としては検査等を終えれば
    明日にでも退院は可能であること。
    父と医師の話し合いの結果、父の意思を尊重して電話しました。
    キーパーソンについては長女さんを指名されている。今からリハビリ
    の先生と歩けるのかどうかを歩行テストをして、歩けるのなら退院を
    許可すると父に伝えたとのこと。
 17:46 再度Y医師より電話あり
    父の意思では歩けるので帰らせてほしい
    (平行棒で介助すれば右足を引きずるが平行棒を手すりにして介助
     すれば少しは歩けてはいる。)
    医師として、退院は不可能ではないと考えている。脳梗塞でここに
    運ばれてきた患者さんの中には少なからず退院はあるケースである。
    逆に、病院にい続けることにより、環境の変わった風景の変わらない
    場所にいることで確実に認知機能の低下は進んでいくことは確か。
    元気になって徘徊したり、機器を外したり、帰りたいので看護師
    の手を振り払ったりすることにより、心を沈める薬の投与、拘束
    することも出てくる。自ら自分を傷つけることにもなりかねない
    入院していても、退院しても再発のリスクは同じである。

私1人では救急車を呼ぶ判断がつかなくて躊躇していたので、娘を呼んで正解だった。

全員車に乗り込み、救急車の後を追った。

私が父のすぐそばにいたので早期発見だった。そして、娘の対応が素早かったので、救急車との連携、循環器専門の病院が受けてくれたのが幸いして、父は見事に回復し、実際に面会に行くと右手も右足も気になる様子もなく動いていた。

しかも、しっかり話せていたので本当に不幸中の幸いだった。

娘には感謝しかない。

ただ、その時によぎった事があった。

主治医のS先生が、糖尿病は、血糖値が高い状態が続くと、心筋梗塞脳卒中脳梗塞、など、命に関わる合併症を引き起こす危険性があるから必ず薬を飲むように言われたのに、名奈が、

「姉が砂糖の付いた甘いパンを食べさすから!」

と言い放って、もらってきた薬を捨ててしまった。

それが原因なのかは不明だが、その可能姓についてあるかも?と頭の中でよぎった。

 

父は担当の先生に、こう言っていた。

「私にはもう残された時間はそう沢山ない。家に帰らせてほしい。」

と。

父は一刻も早く家に帰りたかったようだった。

担当の先生と相談し、先生の都合にも合わせて、最短で9月6日(水)に一応決まった。

だが、私1人の一存では決められないので妹と相談して返事することにした。

よりによって、この日は調停日だった。

妹の承諾がもらえれば、調停は14時から始まり、調停が終わり次第病院に行き、退院の運びとなる。

少し気になったのが、退院の前日に担当の先生から私に直接電話が入った。

 

キーパーソンはお父さんの希望もあり、長女さんでお願いしたい。

くれぐれも妹さん達は来ないで下さい。と念を押された。

その意味は一体何だったのだろうか。。

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第95話 調停資料

調停への提出資料が整った。

提出してから受領され、日程が決まるまでに何ヶ月も日数を要した。

結局、調停日は9月6日(水)に決まった。

この日についても、「深い意味」が次々と繋がっていくことになる。

調停に提出した書類。「申立書」が主な書類となる。

 

「なーに作文作ちゃってんの。これが裁判所に出す書類ですか!?」

(ボイスメモより)

と名奈に調停の前日にツッコミを入れられた申立書である。

調停資料は、申立書に合わせて、私の身の潔白を示すために紙袋2杯に入る裏付けとなる大量の書類を用意した。

表紙は極シンプルにまとめたが、表紙に出てくるための数字の根拠、その言葉への裏付け、その裏付けの証拠証憑などの書類を全部用意した。

 

1.お金の行方について

 (父が2600万円と年金を10年間で全部使ってしまっていた証拠)

2.父から借金したのが600万円だった証拠

3.家計簿証拠

4.生命保険から私が借りたお金を戻せた証拠(合併による一時退職金明細)

5.リフォーム契約書(750万円)

6.固定資産税明細

7.健康保険料明細

8.市府民税明細

7.リースカー費用明細(契約をやめるまでの銀行引き落とし分)

8.電化製品購入証拠(電気屋さんより入手)

9.2010年途中から2018年までの家計簿集計表

(2010年途中から2018年までの家計簿のコピー)

10.税務署聞き取り資料

 

話しはちょっと変わるが・・・。

その頃になると、私への嫌がらせはなかったものの、妹たちの言う、

両親への「カリキュラムに則ったやり方」が、見え隠れしだした。

たくさんの「両親への指示プラカード」が棚にしまってあったのを見つけた。

下記はほんの一部。

自分達の思い通りに両親を動かしているやり方が卑劣だった。

私には、父や母に対してこのような「人の尊厳を平気で傷つけるするような行為」は決して出来なかった。

3時50分に冷蔵庫をあけ、食事を開始し、洗い物、片付け、

4時に洗濯物をたたみ、同時刻にご飯を食べてないと捨てる!?

ツッコミどころは、満載だ。

どのプラカードにも「残っていたら捨てます」と言うキツイ言葉が書かれている。

自分の子どもにだって、そんな脅しのような言葉は投げかけはしないだろう。

何も気付かずにそう言った言葉が親に対して出るということは、

 

「立場が逆になり、弱ってしまった親をいたわる気持ち」

その尺度が完全に鈍ってしまっているんだと思う。

誰が見ても「おかしな事」を書いているという感覚でさえ、

「おかしな事」「恥ずかしいこと」「親に言うべきでないこと」

だとは全く気づいていないのだろう。

画用紙に何枚も書いたプラカードを使い回しするために置いてあったのだと察する。

ただ、それを誰かに見られたらどうしようという感覚さえ無くなってしまっているので、ポンと棚に入れてある。

早奈が父に、

「トイレが仕事!」と怒鳴って言うのも同じだ。

 

ちなみに16時30分には布団に入らないとダメらしい。

今どき幼稚園の子どもでもそんなに早く布団には入らない。

 

昼間は誰も来ない。夫婦2人だけになる。母は父とあまり会話しない。

細々と2人でご飯を食べ、話す事も出かけることも、動くことも、面白い会話もなく、日がな1日をぼーっとだけ過ごし、1日が終わると16時半には布団に入る。

 

だが、母はこの誰にも家を邪魔されないこのスタンス、誰にも迷惑をかけない方法が気に入っているようでもあった。

だからなのかわからないが、私にしきりに、

「もう、あなたは来ないでちょうだい。」

とよく言うようになっていた。

父は、母とは逆でいつも、

「一緒にどこに行こうか」

と出かける事に関していつも目を輝かせていた。

時々、車で移動でなく、歩くだけの散歩は嫌がって

「車で行かないのなら帰る!」

と言っていたが、そんな時の父のしんどさがわかりかねた。

身体が本当にしんどいから歩かないのか?

歩くのがめんどくさいからさぼっているのか?

だが、高齢の父に対して無理は禁物だったので、父のしたいようにそう言った時は車で出かけた。

 

早奈が来ない日!名奈があとで来るので、「やることして寝て下さい。」

 

↓ 父のメモ

「姉に言われてもメモを取らないこと。」

私が父に指示してメモを取るようにと言うことは、一切なかった。

逆に妹たちはそうしているのだろうか。

そういえば思い出したが、以前、父がブログを書いていたので、パソコンで母と結婚した当初のことが父の作った自分史に載っていなかったので、それをブログに書いたら面白そうだねと父と一緒に書き始めたことがあった。

次の週、パソコンを1階に置いていたら名奈に見つかり、父のパソコンは取り上げられ隠されてしまった。

父の一番の趣味だったパソコンも結局は取り上げられた。

早奈が、「トイレが仕事」とどなって言う。

早奈が言いそうなセリフだが、自分の親の尊厳をズタズタにし、親を馬鹿にしている。

しかも、一番してはいけない「怒鳴る」という行動を取っている。

なんだかなぁ。。。

 

下記にお香典10万円と記載されているメモがある。

父の妹の旦那さんは、前年に直接家にお邪魔した時、すでに病院に入院していた。脳はしっかりしていたが、オムツになった時点でお世話が出来ないということになり、家族で相談して施設に入れることにしたそうだ。施設から病院に転院してからはもう、息子のことがわからなくなっていた。


私が会いに行ったのがちょうど転院したときだった。それから4ヶ月後に亡くなった。

 

このメモで、父が「会社へ行く準備」と書いている。

時々、父は、「今から会社に行くから。」そんなことを言っていた。

気持ちがワープして、若かりし頃の自分が一番社会に貢献し、活躍していた時代に戻り、毎日会社に行っていた自分になっていたようだった。

 

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