人として大切なこととは?

子、孫、そして次の世代に伝えておきたい忘れてはいけない記録

第67話 やってみたこと-市会議員に相談

第64話 やってみたこと

第65話 やっでみたこと 前半

第66話 やっでみたこと 後半

に書き切れなかった続きを書いてみる。

 

⑩ 色々な人に相談してみた。

1.ケアマネージャー

2.地域包括担当者

3.警察

4.父の兄弟に会って当時の事を聞く

5.市会議院に相談

6.市の無料弁護士相談

7.法務局、税務署で聞く

8.父が祖母の家を売却した当時の不動産さんを探して聞く

 

5.市会議院に相談

この市会議員さんには不思議な縁から繋がった。

娘は、レンタカー屋さんでアルバイトしている。

主にビジネスで扱うレンタカーの洗車、配送、受取、等が主な仕事で、一般の方へも貸しているが、トヨタ、日産、ホンダ、VOLVOメルセデス・ベンツBMWなど大手ディーラーの車検や修理時にレンタルすることが多い。

娘は不思議と運転が上手い。丁度双子が生まれた年に息子が高校卒業と同時に車の免許が取りたいと言いだした。取りに行った免許センターが、紹介した人と紹介された人にそれぞれにキャッシュバックが貰えた。

それにつられて娘もこの機会に免許取ったら?と勧めたら、取りに行くことになった。

その後の娘の仕事となり、女性ならではの丁寧で同乗者が乗り心地のいい車の運転の仕方で、しかも運転するのが好きらしいので、免許を取得したのは今から思うとベストタイミングだった。

免許を取りに行っている間、ひいじいちゃんばあちゃんに毎回1歳の長男と0歳の双子ちゃん3人の面倒を見てもらっていた。今となっては懐かしい想い出である。

実は、娘のバイト先に、娘の年からするとおじいちゃん的な年齢の人が働いていた。

娘は、おじいちゃん大好きでおじいちゃんキラーなので、そのKさんともお土産を貰ったり渡したりとても仲良くしてもらっていた。

娘の先輩の女性社員がその方にかなりの嫌がらせをしたり、洗車ばかりさせたりキツく当たっていたらしい。

その先輩社員は、メルセデスベンツの担当営業でサボったりいい加減な仕事をしていたのが会社に見つかった。しかも、そのKさんに嫌がらせをしていたことが発覚して違う営業所に飛ばされてしまった。

実は、何を隠そうそのおじいちゃんは元メルセデスベンツ上層部のお偉いさんだった。

 

娘は、祖父の家でのおばさんの嫌がらせのことを、Kさんに少し相談していた。

そんな繋がりでKさんの知り合いである、市会議員のUさんを紹介してもらうことになった。

そのUさんは、実は父の長年の友人で、母とも繋がっていた。

娘がKさんからUさんの携帯番号を聞き、実際にUさんとアポイントがとれた。

父もUさんと会うのは久しぶりだろうから、お散歩がてら市民センターで待ち合わせをして、父と一緒にUさんに会いに行く。

忙しい人だろうから、あらかじめ「妹の嫌がらせ内容とそれまでの経緯」についてまとめた文章を持って行った。

市会議員であるUさんにお願いしたいことはたった1つだけだった。

 

兄弟4人で冷静な話し合いをしたい。

お互いが興奮して怒鳴りあいにならないため、立ち会ってほしい。

Uさんはただ話し合いに立ち会ってほしいことをお願いした。

Uさんは、嫌がらせの内容に驚いたものの快く引き受けて下さった。

まずは事情を聞く前段階として、妹の旦那さん、私の弟、Uさんが事前に話し合いの機会を持つことになった。

 

実は、私の弟と名奈の旦那さんは、週末に草野球チームに参加している。名奈の旦那さんは会費だけ払っている幽霊部員だそうだが、そのチームにUさんもいた。

それなら話しは早かった。

こんな奇跡みたいな人の出会いや繋がりってあるのだろうか?

自分の先行きが明るくなってきた。

これでうまくいくだろう良かったと胸をなで下ろした。

少しでも妹たちと冷静に話し合いさえ出来れば誤解を解く自信があった。

もつれた糸を1つ1つ少しずつ解いていける!と。

そもそも、私は、黒でもなくグレーでもない。

父のお金を盗んでも狙ってもいない=犯人でないのだから。

 

喜んだのも束の間だった・・・。

 

この事前打ち合わせの場に何故か呼んでもいない「名奈」が登場した。

Uさんに一言、

「家族のもめ事に入って来ないで下さい!迷惑です!」

この一言で、市会議員さん立ち会いのもと話し合う機会は消えた。